かあさん ちょいちょい がん患者

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

子供の性格形成は、遺伝か、生活環境か、はたまた持って生まれた体質なのか?

今回はマンガなし

人間「元気 やる気 根気」だと思っているけれど、この数週間、元気がないのよ‥

 

Twitterでもツイートしたのだけど、嚥下障害が深刻化してきて「鼻に食物が上がる」現象が続いている。

健康な人でも想像できると思うが、少しでも気を抜くと、泡状になった唾液ですら鼻の方へ上がって来る。ご飯粒が鼻に上がった感じ‥だと思って頂ければ良い。

 

もちろん痛くもかゆくもないけれど、その不愉快さはハンパない。

 

その上に私は永久気管孔ゆえ、鼻呼吸をしていない。結局どれだけ踏ん張っても、フーフー出そうと荒呼吸をしてみたところで、鼻のご飯粒は落ちては来ない。

 

しかも下を向くと、喉を閉める形になるから、余計に鼻へとご飯粒を導く。

だから下を向くと、食事ができぬ。

食事が出来ぬと、おっと~が心配する。

心配するから、下を向けぬ。

 

よってマンガが描けぬ‥。゚(゚´Д`゚)゚。

 

「風が吹けば 桶屋が儲かる」的な‥スイマセン!

4月8日に病院なので、その時に「痰や鼻水を吸う吸引器」について相談しようと思っています。それまでマンガは描けません。

 

これはタイトル「昭和の子」 大ラフの鉛筆画

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Twitterの会話にて、描いてみました。

 

子供の性格それぞれ

ちょっとTwitterでは長いので、ブログに記す事にする。

 

先週、マンガにも登場した私の高校時代の親友が、年に2回の集会を我が家で開いてくれた。話題と笑いの絶えない、心からの息抜きを過ごした。感謝感謝!

 

そこでちょっと印象に残ったお話。

 

私は自他共に認める「お調子者だ」と皆で笑った。

だから我が息子も「お調子者」だと話した。仕事や資格試験は一生懸命頑張っているが、この時期の歓送迎会の幹事、お礼の言葉やプレゼントの用意まで任されている。

こういう仕事は、やっぱり「お調子者」の得意とする分野じゃなかろうか?

私も得意だったし、これは親子の「性格遺伝」か?

 

親友の一人は、息子さんが「神経質」だという。

お料理の材料を、いちいち正確に測らなければ進まないと、笑いを交えて紹介してくれた。卵のMサイズを選ぶ場合、「S」「L」と比較しないと、気が済まないらしいww

それを彼女は「私がそう育てた」と表現した。

「生活環境」による性格形成が有り得るとも思うが、どうだろう?

ちなみに彼女自身は「神経質」ではなく、きめ細かい。

 

気質と体質 

会話の中で「遺伝」や「体質」という言葉が使われた。

私の様な病気の場合、例えば「肺癌」は、タバコも吸わず、喘息などの肺疾患が無いにも拘らず、発症する人が居ると思えば、何十年タバコを吸っていても、ケロッとしている方もいる。私は若い頃、吸っていたけど‥

これは医者に「体質」と片付けられるのだが、「体質」は「遺伝的要素」が確実に多い。何世代か前にさかのぼって調べると、そういう体質の方がいる場合が多いそうだ。

 

そこで私は、もしかしたら「性格」にも、持って生まれた「体質」があるかもしれないと考えた。親子間の遺伝よりも、深い遺伝というのか?

 

 

上記を要約すると子供の性格形成は、

親子間に代表される「遺伝」か?

親の考え方や躾などの「生活環境」か?

(⇧これには「時代」も含まれるだろう)

それとも、持って生まれた体質(気質)なのか?

という疑問提起だ。

 

私のお調子者について(#^.^#)

私のお調子者は、父から受け継いでいると思っている。父も腹立たしい程に外面は良かったが、内面は‥

ただし私の記憶に焼き付いた、私の「生き方の術」に「お調子者」が加わったのは、小学校低学年頃である。

 

ハッキリ記憶にあるのは、私の母と私の祖母(母にとっては義母)が、恐ろしく仲が悪かった事だ。お互いがそれぞれ、私を捕まえては、お互いの悪口を言い合っていた。

そして時々は

「お婆ちゃん(お母さん)に、かこちゃんから注意してやってよ!」

「お母さん(お婆ちゃん)が言っていたなんて、言っちゃダメよ!」

 

しかし幼い私は、その旨を総て母親に話してしまった。その後の大騒動はご想像の通り。当時同居していた祖母の自宅から、100メートルくらい先のアパートに、家族で引っ越したのだ。

ボロッボロのアパートで、どう考えても嫁(母)のイヤミ!"(-""-)"

その後また直ぐに同居するのだが、どちらがどうしたのか?分らぬままに、相変わらず祖母はよく叔母の家へ家出していた(笑)

 

そこで私は、どちらにも良い顔をする「お調子者」を学んだ。幼い私の生きる術だったのだが、気が付いたら、それが私の性格になってしまった様だ。

 

これは「遺伝」+「生活環境」だろうか?

では息子は何故に、お調子者なのか?

親の私が思う程、お調子者ではないかも知れぬ。

 

本も参考に

長谷川博一著「殺人者はいかに誕生したか」と言う本を読んだ。

特別にお勧めでもないが、例えば「幼女連続誘拐殺人事件の宮崎勤」や「秋葉原無差別殺傷事件の加藤智大」「池田小学校無差別殺傷事件の宅間守」等の、強烈な事件を起こした犯人が、どのような環境で育ったか?について、臨床心理士の目線から、被告時の面会記録を元に記してある。

 

どの犯人も間違いなく、ヒドイ虐待の生活環境で育っている。暴力、ネグレクトなど、まともには考えられない。

それは一般的な外面だけでは伝わらない。エリート家族だったりする。

犯人の妹が母親と仲が悪すぎて、何年も「筆談でしか意思疎通をしない」と、それを知る父親も犯人も弟も「我が家では普通」と応える異常さ。

 

本書はどちらかというと犯人寄りの視点から表現されているので、被害者からすれば納得できないかも知れない。「殺したかどうか覚えていない」等と言う発言は、虐待ゆえの精神疾患だという。

 

環境が子供をゆがませる、少し極端な見本である。

 

また中野信子著「サイコパス」という本には、脳の状態によって「生まれつきのサイコパス気質を持つ人間は存在する」と記してある。

小難しい本だったけど、脳の海馬や偏桃体など、その周辺の働きによって、全く共感性を持たない性格の人間が、生まれつき存在するのだそう。冷酷な性格の反面、非常に魅力的でウェットに富んだ会話を得意とする。知的レベルも高い。

織田信長ヒットラーなどを例に挙げられていたが、私は個人的には日産のゴーンさんも、そんな脳の造りではないかと思っている。

 

しかし大切な事は、誰しも人殺しや特別背任をする自己中心的な人物になるのではなく、生活環境による要因が大きい、と記してあった。つまり例えサイコパス系の脳であっても、優しい両親や環境に恵まれれば、穏やかに成長するという。

 

ただし先に登場した「宅間守」という元死刑囚は、本人が「生まれつき」と言って環境を否定する。「気が付いたら3歳頃から、人の邪魔をするなどの行為をしていた」と言うが、本書では「本音ではない」とも記してある。

彼の生活環境も酷い。宮崎勤の父親を「自殺するだけマシ」と表現するほどの、生れる前からのネグレクトである。

 

まとめ

少し極端な例を出した。

こういう話は興味のない人には、申し訳ないけれど、子供の性格形成について、皆さまはどう思われるか?

最も多いのは「遺伝」+「生活環境」だと思うけど、時々「誰に似たのか?」と言われて成長した様な方もいるのでは?

 

よく聞く、兄弟で全く性格が違い過ぎて驚くママパパも居るだろうし、それを自覚する姉妹も多い。そういう方はどういう見解があるのだろう?親から離れて性格が変わった実例など、聞いてみたい気がする。

 

それからマンガは下記のページにまとめました。

本当に、ただまとめた だけです。

まだ誰にも公開してないので、アクセスゼロ、読者ゼロ~!私はアドセンスと関係していないので、気が楽なのだ。

 

kakocomics.hateblo.jp

 

 

ではまた次回(^.^)/~~~

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