かあさん ちょいちょい がん患者

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

【ガン患者のエッセイ漫画NO13】障がいをオープンにする時の勇気のお話 後半

同窓会をしました!

先週は病院もあって、少々忙しくなりました。ブログの更新も遅くなり、Twitterも殆ど出来ませんでした。スイマセン!今週からゆっくり復活です。

腸ろうも入れ替えて、痛みが治まりました。

 

さて以前マンガに登場した友達3人が、約1年ぶりに我が家に集合してくれました。

 

 

↑ その時のマンガです。 これを読んで、わざわざ神奈川や静岡からカープ県まで帰省してくれました。有難い 有難い!もひとつ有難い!

沢山のお土産と共に、三人が明るくやって来た時の喜びは、もうマンガの通りです。

 

冗談が飛ぶ度に「ほ~ら!またマンガのネタになるよ~」と爆笑しながら、必ずネタにさせてもらいます。女の人生、52歳まで生きていて、ネタにならない訳はない!

ただ私の友達は、三人が三人共に、非常に前向きです。

 

えっちゃんは 大学生になりました!(30年ぶり?)

まりちゃんは 再就職活動中!(16年ぶり?)

ゆきちゃんは毎日、1万歩近く歩きます(一体何キロ?)

 

チャレンジ精神が凄すぎる!

そういう私も、今年の11月にはトイプードルを飼うと心に決めて、がん闘病5年目を迎える意気込みを語りましたよ。ふふふふ(* ̄▽ ̄)♪

 

マンガも頑張りますww

 

勇気出せ!自分

娘が小学6年生の頃に、学校見学をする為に、学区外の中学校へ行った時のお話です。前回の続きになりますので、↓ 読んでみてくださいね。

 

 

マンガの前に、私には「喉頭摘出による音声機能そう失」という障がいがあります。

(直接の病気は違いますが、有名な方はつんく♂さん)

声を出すためには「人工喉頭器」という機械を使用します。人工喉頭器を使用すると、日常の会話に苦労はしませんが、発声が機械音ですから、知らない方が聞かれると、珍しい音に聞こえて驚かれます。

 

それを踏まえて読んでみてください。

 詳細はマンガの後に記します。

10ページあります

 

f:id:kozikokozirou:20180423121643j:plain

 

f:id:kozikokozirou:20180423121657j:plain

f:id:kozikokozirou:20180423121718j:plain

 

f:id:kozikokozirou:20180423121737j:plain

f:id:kozikokozirou:20180423121802j:plain

 

f:id:kozikokozirou:20180423121829j:plain

f:id:kozikokozirou:20180423121843j:plain

f:id:kozikokozirou:20180423121906j:plain

f:id:kozikokozirou:20180423121933j:plain

f:id:kozikokozirou:20180423122004j:plain

 

事実と比較して

今回のマンガもほぼ事実です。

私は見学会で人工喉頭器を使う時に、その音声を知らない14~15歳の思春期さんが、驚いたり興味をもって騒いだり、蔑称したりするような事が無い様に、とても気を使いました。

もしその様な行動が目に付いた場合、私はもちろんですが、一緒にいる娘やノンちゃんまで傷つくと思ったからです。

実際に意地悪を言われた経験を小学校でしましたから、同じ様な事があれば、北中学校への進学希望が絶たれてしまうのではないかと、その不安もありました。

 

結果的に私は(稚拙にも)笑顔で、むしろ堂々と行動する方法を取りました。何があろうが目を見て堂々と話しました。話しかける事もしました。

そしてマンガの通り、クタクタになった訳です。

 

しかし娘は、私が笑顔で回った行動を、すっかり忘れていました。

私にとっては、一世一代の(大げさ)勇気を出した図書館での出来事も、笑顔で堂々と行動した事も、彼女にとっては日常の一コマでした。

 

考えてみれば、それが普通

人の勇気は、なかなか他人には伝わりません。むしろ伝わらないからこそ、「電車の席を譲る 譲らない」等といった問題も起きるのですよね。

(席を譲られた方は、素直に受けるべきだ!と思う。声をかける勇気を考えろって!)

 

人によっては「そんな事で・・・」と、価値観の違いに悩む事もあろうと思います。

 

今回のケースも、私の障がいは娘にとって、どうあっても日常ですから、母が勇気を持って話しかけるなんて、考えも及ばなかったかも知れません。

堂々としているのだから、いつもと一緒だと考える方が自然です。むしろ私の障がいを、娘が自然に受け入れていると考えた方が良いのかも知れません。

だから私は娘たちの為に、ちょっと行動しただけなんです。

障がいは関係ないかなと・・・

 

しかし正直を申し上げると、私は声を失って4年以上ですが、今でも勇気が必要で、時々逃げ出したくなる時があるんですよ。

そんなに驚かないで~って!

ただお喋りしているだけですよ~って!

機械じゃないですよ~って!

 

どうかマンガを読んで下さる方に、その気持ちが届きますように!

 

北中学校の生徒さんについて

追伸ですが、北中学校には障がいのある生徒さんが通うクラスが 複数あります。

また各クラスに複数人、発達障害の生徒さんが在籍されて、一緒に授業を受ける事が可能な科目は(美術など)一緒に受けます。

運動会や発表会も一緒に行います。行事の挨拶や歌など、総て専門の先生が手話に訳されたり、大型スクリーンに文字が映し出されます。

車いすなどのお手伝いは、クラス全員で順番に担当します。

 

そういう環境下にある生徒さんだからでしょうか?

北中学校にて私は、興味をもって見られることはありますが、決して悪い言葉が聞こえてくるような事はありません。一度でも私の会話を耳にすると、普通に受け入れて下さいます。もちろん先生方も同様です。

 

教育の大切さを感じます。

 

 

長いお話を読んで下さってありがとうございます。感謝感謝です。

早い事に来週からゴールデンウィークですね。予定はどうだったかな?結婚記念日があるから、お食事会くらいはしようかなw

また来週更新できますように!

ではまた(@^^)/~~~

 

※名称は仮名です。

  にほんブログ村 病気ブログ 咽頭がんへ

<

  にほんブログ村 病気ブログ 咽頭がんへ