かあさん ちょいちょい がん患者

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

病院はサービス業になるのか?【前回の検査結果】

感謝

私は本当に、ウソ偽りなく、360度田んぼに囲まれたカープ県の大田舎に住み、痩せて貧相で目だけがギョロギョロの、どっから見てもブサイクな垢抜けない兼業農家のオバハンでございます。

 

そのオバハンの為に前回の癌検査を受け、どれだけ沢山の方が祈って下さったか!

千と千尋の神隠しに登場する様な、摩訶不思議な神様にまで、きっとその願いが届いたのではないかと思うほど、私やおっと~の心に祈りを届けて頂きました。

 

感謝とは、どのような言葉で表現すれば、正確に明瞭に伝わるか考えました。おっと~と私で、真剣に話し合いました。

そして選んだ言葉は、やっぱり「ありがとう」でした。

 

本当に、心から、ありがとうを伝えます。

祈りは届きました。

 

検査結果のご報告

Twitterでも簡単に報告をさせて頂いたが、ブログを読んで驚く方もおられるので、結果をご報告しようと思う。(不要なら飛ばして下さい)

 

右肺に手術の痕付近に4~5センチくらいの大きな影は、やはり存在している。

形は円形ではなく、手術跡がハッキリと分かる「かまぼこ型」とでもいうか、短い部分は2センチ未満の半楕円形だ。

 

PET検査を受けて、もしその影が癌化していれば、中央から真紅に輝く。6年前の私の消化器官や肺は真っ赤っかだった。しかし今回の検査では「黄色オレンジ」という感じで、明らかなキラキラ感はなかった。

 

主治医も「この程度の色ならハッキリと癌化していない可能性もあるが、これから癌化するかも知れない。いずれにせよ、初期の段階と言っても良いから、治療の方針は広く選択できる」との事。リンパへの転移は確認されなかった。

脳や骨、その他の臓器にも、異常はない。

 

肺癌用の腫瘍マーカー(サイトケラチン19フラグメン)は2.7ng/mL(2.8未満)で微妙な数値だが、3.5位までは目安として想定範囲内だという。ただし腫瘍マーカーだけでは確実な結果は得られないので、今後の検査によっては様々な対応が必要だと思われる。

 

もうひとつ、肺の炎症が肺全体にあって、たぶんこの時期の喘息から発症したと思われる。主治医の言葉で表現すると「余り綺麗な肺ではなく、汚れが散っている」

だから先ずはその治療が優先で、抗生物質や喘息のお薬を飲む。C反応性蛋白も0.71mg/dL(通常0.15)と若干高めだが、熱は無いから元気だ。

 

これからは再来週に血液検査、来月も血液検査だけで、11月にもう一度CT検査をする。それで変わらなければ、半年後の来年にPET検査をするか、様子観察だ。

 

ご心配をお掛けした事を真摯に詫びながら、当初の「影が完全な癌」である想定より安心だと、楽観視して良いと伝えたい。

 

PET検査の方針変更

話は横にそれるが、以下は私の様な大病を経験された方には、とても共感して頂けると思う「長い愚痴」だ。決して私の主治医に対して、憤りや失望を感じている訳ではないので、それを前提に読んで頂きたい。

 

まず先日のCT検査を受ける前に「PETの検査方針が変わった」と、主治医が言う。

 

PET検査とは原理はともかく、癌の部分がカラーで光り「癌を見つける目安」となる画像検査だ。医療的には放射線を浴びるなど、良きも悪きも意見は様々だろうが、何せ費用が高い。保険範囲内の私は、一度の検査で28550円。

 

日本国としては、二人に一人の癌時代に、全ての癌らしき患者にPET検査を「やってられっか!!」という話だろうと思う。

 

以前は「癌検診」としての役目もあったPET検査は、今や方針が変わって「明らかに癌の発症を具体的に疑われる」重症患者以外は、保険適応外に指定されたらしい。そもそも小さな癌では、検査に意味が無い。

保険外なら110000~120000円ほどが、患者の自腹となる。

 

私の場合も先のCT検査が悪かったから、PET検査紹介状には「肺癌 骨癌 脳癌」はじめ、過去の食道咽頭癌から何から、非常に恐ろしい言葉が羅列されていた。

もちろん「保険適応内」でPET検査を受ける為の紹介状だから、再発転移が条件ではあるけれど、その文字を読むに至る家族は、否応なしに不安MAXになった。

 

待合室と診察室

そんな不安を抱えた患者が、病院の待合室には大勢が待っている。

それは町医者であろうと、人気のある病院では同じだろう。しかし最近は、目を見張る様な病院も多い。

 

例えば、娘の歯科医院。

先ずはスリッパからして違う。一つ一つが「除菌BOX」に入っていて、ボタンを押せばその怪しい光を放つ除菌BOXから、自動で出てくる。

待合室から診察室まで、全て総ヒノキ風の造りだ。オ~ル「木」で、優しい香り。

どでかい掘りごたつ風の木製テーブルに、患者や保護者も足を入れて座り、ホカホカ または 冷や冷やで診察を待つ。もちろん雑誌にテレビ、Wi-Fi完備。

総て個別の診察室には、患者の目線の高さに「DVDモニター」が設置してあり、子供はアンパンマンなどを見ながら治療を受ける。

オマケに帰りには、「ガチャガチャ」にて、オマケがもらえる。

看護師さんはお化粧バッチリ、華やかで優しい。お医者様はいつもニッコニコ。

そして予約は、常に1カ月待ち。それでも娘のお気に入りとして、月に一度はフッ素を塗ってもらう。

 

病院は、いつからサービス業になったのか?

 

サービス病院と命の病院

私個人の意見である。サービス病院なる言葉も、私の造語だ。

 

一般に言われるサービス業の方々は、そのサービスでお金を頂く。サービスとは笑顔だったり清潔や美しさなど、それを楽しむ客は「家飲み」なら250円のビールに1200円も払うし、ベッピンにフルーツをおごる。

しかし上記のような娘の病院が、決してサービス料を上乗せしていないだろうから、病院はサービス業ではない。それなのにサービスが「売り」の病院は、田舎町でも簡単にお目に掛かれる。

 

そして患者は、直ぐにそのサービスに慣れてしまうから厄介だ。サービス病院の医師や看護師は、常に患者を中心に運営する(フリが上手い)

 

大学病院や国立病院の様に「命に関わる」紹介制の病院では、そのサービス不足に不満を抱く方々を、私は山ほど見てきた。

「予約と診察が、時間通りでない」

「診察室と検査室が、遠くて分かり難い」

「看護師さんや医者が、外来患者に常駐していない」

「前の患者が出て来てから、直ぐに次が呼ばれない」とか「患者を「様」と呼ばない」というバカもいた。

 

それから担当医が「冷たい」「言葉がキツイ」「詳しく説明してくれない」「上から目線で怒られる」「機嫌が悪い時がある」など、実際にそういう医者がいるのは確かだが、サービス病院と比較され、根拠もなく責められる医者も気の毒だ。

 

‥と言いながら実は私やおっと~も、主治医の態度が余りにも通常と違って、余りに機嫌が悪いので、必要以上に不安を感じてしまった患者の一人だ。

 

医者のコミュニケーション能力

医者になる人は、ビックリするほど勉強が必要だ。息子の友人が国立の医大に進んだが、偏差値70なんて当たり前。ヘタな東大より勉強する。

 

だから「医者=勉強ができる」は、間違っていない。

しかし「勉強ができる=医者」は大きく間違っている。

 

「ウチの子は勉強ができるから、将来は医者にでもなってもらいたいわ~」とは考えない方が良い。地位や金儲けを考えて医者になってもロクな事は無いと、重症歴6年の元講師(私じゃ)が言うのだから、間違いない。

勉強が出来るから周りにチヤホヤされて、勉強が苦手だとか不器用な人を上から目線で軽視する様な「ウチの子」なら、尚更だ。

 

勉強云々どころか、放火殺人事件の犯人でさえも、命は平等に救う。

患者を軽視して難しい言葉を並べ、質問も受けない様な医者は、辞めちまえ!

看護師や部下を、力でしか臨めない人は、絶対に医者をする資格は無い。

 

しかしその時の感情が言葉や表情に現れる人が、医者になるな!とは言えない。何故なら、それが人間だから。不機嫌だってイライラだってあるだろう。

 

医者が「不機嫌」だと、患者は不安に苛まれる。医者が「無口」なだけでも、ビビってしまう瞬間がある。では饒舌だから良い医者かというと、人によっては信用できないと言う。医者と患者の喧嘩は、大抵がコミュニケーション不足が原因だ。

 

医師の表情一つで、患者は一喜一憂する。

究極を言えば、医者が扱うのは命だからだ。

 

「死」や「痛み」を、「諦め」とか「失敗」と受け取る患者を相手にするならば、医師の適格性は、治療や薬の選択だけに留まらない。最高レベルのコミュニケーション能力が求められる。きっと数ある職業の中でも、その能力の必要性は随一だ。

 

今の日本の医師資格、その様に学べるのか?

 

私の主治医

CT検査の時も、今回のPET検査の時も、主治医は機嫌が悪かった。「残念だ」と言ったような記憶もある。さっさと言う事を言うだけで、感情が読み取れなかった。

待合室に私達だけを残して、主治医が診察室を飛び出した。1時間も帰って来なかった。看護師に問い合わせたが、所在は不明だった。

 

その間、待合室の私達は「きっと呼吸器科の先生と治療相談に行ったんだ」と勝手に想像して、相当落ち込んだ。気分は末期癌だった。

 

しかし結果は、思った程、悪くなかった。

肺の炎症なんか、屁でもない程、意識がどこかへ飛んでしまった。

 

全ての説明が終ったあと、私は堪り兼ねて「今回も前回も、先生の機嫌が悪いように感じた」と伝え、「我が家では最悪を想定していた」と言った。

すると先生は「かこさんの話じゃなくて、今週こっちは火の車だったんで」と言った。

 

医者のコミュニケーション能力。

みなさんはどう思います?

 

看護師さんとの会話

漫画は前回のCT検査の時の、検査室にて看護師さんとの会話です。患者の緊張をほぐす優しい会話が印象的でした。私は看護師さんに救われてばかりです。

 

f:id:kozikokozirou:20190909145017j:plain

 

f:id:kozikokozirou:20190909145040j:plain

 

 

長きを読んで頂き、をありがとうございました。

沢山のコメントに、お返事が追い付きませんでした。

本当にごめんなさい。心から感謝しています。

 

ではまた来週か、その次か(@^^)/~~~

 

  にほんブログ村 病気ブログ 咽頭がんへ