かあさん ちょいちょい がん患者

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

【マンガ】学校の勉強は ホンマに将来 役に立つんか? 娘ちゃん 受験1年前に 塾を辞める!‥の軌跡③

A型インフルエンザ旋風と 嘔吐下痢旋風

私ではなく、息子と娘です。

軽症でした。熱も38度程度です。病院に行ってお薬を飲むと、ケロリッと治りました。若いって素晴らしい!

お疲れなのは私の方で、早退を迎えに行き、病院に連れて行き、それぞれの部屋で、それぞれの温かい食事を食べさせ、上げ膳据え膳!

 

性に合ってないんよ、甲斐甲斐しく尽くす優しいお母さんなんか!

私が上げ膳据え膳、してもらいたい位じゃもの!面倒じゃった~!

 

性神話 クソくらえ!

 

娘の塾のお話 最終回

・・・と言う訳で、すっかり更新が遅くなりました。

どんなお話だったか、私まで忘れるところですので、もし良かったら Part① と Part② を読んでみてくださいマセ。長くて申し訳ない!

 

 

 

来年受験の娘が、12月で塾を辞めるまでの軌跡を記してあります。

 

前回までは、小4から塾に通ってきた娘の成績が、ず~っと振るわず、塾の懇談時に親の私がホローするというお話、息子で経験した「毒親だった私」のお話を記しました。

今日は Part① の懇談時に話した、塾の先生との会話です。

 

しかしその前に、前回Part②で載せたマンガの続きを読んで頂きたいと思います。

多分忘れている方も多いので、全項をまとめて載せてみます。

16ページあります。

 

ちなみに(言い訳)、えらいノロノロペースで描いたので、キャラクターの顔が同一人物に描けていないという指摘アリ。

いや、ホンマにそこが、難しいんですわ!

スケッチせぇや!

 

 

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「茶色」と「カラー設定」

マンガはフィクションですが、私の経験を元に描いてあります。

 

当時10歳か11歳頃、図画の参観日だったと記憶している。絵の具の種類が少なくて困っていた私に、先生が実際に色を作ってくれた。

 

それが「茶色」だった。

 

大人になった頭で考えると、「茶色」を作り出す色は何種類かあるだろうと、容易に想像できるが、当時の私は「チューブで出した色を水で薄める」か、「白は薄く」「黒は濃くなる」程度の知識しかなかった。

だからパレットで作り出されて、紙上に表現された「茶色」に衝撃を受けたのだ。しかも「赤」は共通だったが、違う色を混ぜても「茶色」だった。

 

この衝撃が、将来の私に、驚くほど役に立つ。

 

ご存じパソコン上の色は、実際にプリントすると違って見える事が多々ある。またWeb上の様々なカラー見本も、時として当てにならない。

でも「実際に色をどの程度混ぜ合わせれば、どの色が作り出されるか?」という学習を積むと、ディスプレーやプリンターに頼らない「カラー設定」が出来る様になるのだ。

 

こういう事が、実は本来の勉強、「学習のあり方」ではないか?悩む私に助言をくださった沢山の方のご意見は、このマンガの様な学習に、期待を込めているのではないか?

 

塾の先生との会話

娘の話に戻す。

偏差値30という模擬テストを受けて、娘を指導をして下さる先生の言葉を止めて私は、娘の存在を「そこに居てくれるだけで、その場が華やぐ」と主張し、「娘に勉強を押し付ける事は、辞めにする」と宣言した。

 

それを受けて先生が、しみじみと娘に「こんなことを言ってくれる親は、滅多に居ません。有難いと思いなさい」と諭して下さった。

 

そうして下記の様な助言をして下さった。

(以下は受験生のお母様は読まない方がいいかも知れませんよ。我が娘の様な、平均点にすら届かぬお子様向けに、先生が助言して下さった事です)

 

・例えば「〇〇大学に行きたい」という希望を叶えるのが「塾」だから、〇〇大学に合格を勝ち取るためには、可能な限り様々な「学部」を受験させる。

・合格する「学部」は、実際には今後の学習項目に関わるのだが、「〇〇大学合格」が目標の限り、学習内容に「ほぼ関与しない」学生もいる。

・高校受験においても同様に、偏差値教育で割り振られる場合、合格の為に5教科強化は言うまでもない。

 

・ところがその学部が、生涯学習に成り得るか?と問われると、全く関係しない例が殆どである。時に合格を勝ち取った事で目標達成になり、その後に続かない学生も多い。

(高校受験で疲れて、大学受験まで もたないらしい)

 

そしてここで、娘への具体例。

・△△高校普通科は、偏差値を考えると合格には容易いが、卒業後に大学選択をするにも、就職するにも専門学校にも、中途半端になりうる。⇨得意分野が無い

・◇◇高校商業科や工業科は、その学部で得意分野が見つかれば、△△高校では敵わない(地元の大きな)企業に内定がもらえる可能性が高い。また専門学校入学後の授業に、大変有利である。

・◎◎私立高校は長い歴史の中で育まれた「コネ」があり、適性を踏まえた就職推薦を取る事が出来る。

 

そうして「何を学ぶか?」に拘ると、「立派に独立出来ます」とおっしゃった。

 

子育ての最終目標は「独立」

上記のような助言を、実は知らなかった訳ではない。そういう話をしてくれる友達も多い。しかし Part② で述べたように、私の呪縛に掛かった状況では、頭に入っていなかったのだ。

 

先生の具体例で、改めて「(5教科)勉強だけでない利点」に気が付いた。

 

何も学歴主義で進ませる事はない。

子育ての最終目標は、本人の「独立」と考えれば、娘の独立までの道のりに、親の価値観を押し付けるのは、間違っている。

 

子供の独立には、様々な方法がある!(これが一番大事)

勉強が出来る=何でもできる は間違っている。

(経験を積む=出来る様になる が正しい)

受験を乗り切る=根性論 も間違っている。

(何でも乗り切る力を付ける事が重要で、勉強だけではない)

 

そうして親子で右往左往しながら、娘の興味や真意を確認し、学校選択や将来の目標を設定すれば良いのだ。もしかしたらマンガの様な衝撃が待っているかもしれない。

それまで、ゆっくり進めばよいのであ~る!

 

娘が私の宝なのは間違いないのだから、勉強なんか出来なくったって、お母ちゃんが応援して立派に独立させちゃる!

ちなみにその塾の帰り、娘は半分泣き顔で、私にチュ~の嵐を浴びせかけ「ありがとう!お母さん大好き」と言ってくれましたwww

 

日本の教育は、どこか間違っていないか?

私は「茶色」を作り出す授業に衝撃を受け、それが将来に繋がった。同様の衝撃が娘に、何歳で、どんなタイミングで、誰から、どこで、どの様に受けるか?

誰にも分らないけれど、本来なら教育とは、将来の糧になる経験をさせる事じゃないだろうか?

 

今更ながら机上の勉強だけで、日本の将来は大丈夫なんだろうか?

ぶん殴ったり隠し撮りしたり、虐待したりいじめたり、大人の都合ばかりをニュースで聞くけど、何が正しい教育なのか?

 

だれか教えて下さいマセ。

 

娘は塾を辞めたこの1カ月、お兄ちゃんと共に9時にはテレビを止めて、お兄ちゃんの買ってきた(易しい)問題集に向かっています。タブレットも20分だけ(文句は言いますがww)このまま娘のペースに合わせ、穏やかに進む様に願っています!

 

長くなりましたが、娘を愛するが故の長さであります。文章が短くまとまらない程、愛しております!(ワハハハハハ(*^^)v)

読んで頂いて、本当にありがとうございました。インフルエンザと嘔吐下痢にご注意くださいませ!

ではまたね(^.^)/~~~

 

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