かあさん ちょいちょい がん患者

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

【実録】ゴールデンウイークに犬に噛まれたら、こうなりました!NO1

犬に噛まれて10日目です

今週のお題ゴールデンウィーク2018」

先ずは症状報告です。

なんとか大丈夫っぽいです!最重症は超えました!つまり細菌の感染が治まりつつあります。峠を越えたというのかな?

 

昨日頃から起き上がれるように、パソコンに向かえる様になりました。

まだ抜糸が出来ませんのでシャワーや家事は出来ませんが、指でOKマークが出来る様になりました。

 

 

※以下は「痛い」記載が続きます。感じやすい方はご注意を!素人が記す事ですから事実と感想のみです。

 

最初に言いたいのは、レオナルド・ディカプリオ主演の「レヴェナント」は、有り得ないという事。それとも19世紀が舞台なので、当時の人々には「野獣の細菌」に対する免疫が有りまくっていたのでしょうか?

ネタばれになっては辛いですが、熊に襲われた主人公が「傷のみの痛手」で回復するなんて、そんな楽観主義的発想だと、皆さま知って鑑賞していたのでしょうか?

レヴェナント: 蘇えりし者 - Wikipedia

 

私は知りませんでした!

バカでした!もっと考えろ!

ばぁぁぁぁぁぁか!!

(これは私自身に言ってます)

※映画自体は撮影や拘りが響く、素晴らしい作品でしたよ。

 

前回のブログをアップして、麻酔が覚めて、その後のGWは「無知のみぞ思い知る」壮絶な痛みと闘う事になりました。

その記録ですので、興味のない方はスっと飛ばしてください。

 

なぜ噛まれたか?

本当に分かりません。

ブリーダーの方のHPに「犬は意味なくして噛まない」とありました。ですからワンちゃんは、私にとても怒っていたか?怖がっていたか?可哀そうな事をしました。

 

29日朝、結婚銀婚式のその日は我が家の「田ならし」でした。

親族が集まっています。従兄家族も我が家に来て、ワンちゃんは庭に繋がれていました。前日の夜から従兄の実家に泊まっていましたし、我が家の訪問にも慣れているはずでした。

大人しく座って 吠える事もありませんでした。おっと~や義兄など数人がワンちゃんの前を行き来しますが、威嚇した様な記憶はありません。

 

私が撫でに行きたいと言うと従兄の奥様が一緒に行って、最初に奥様が撫でました。ご機嫌に甘えているように見えました。その後 私がアゴの下を少し撫でたら、いきなりガブっと・・・側に行って10~20秒程度と思います。

 

ガブっと の後に、噛んだまま首を振るので、そのまま私の手も揺さぶられました。

(これは相当怒っていたのかしら?分かりません)

奥様が悲鳴を上げて、口をこじ開けて離れたと思います。あまり覚えていませんが、何せ血がボットボトだったので、ビビってしまいました。

 

すぐに水道で洗い続けますが血が止まらないので、私はそれだけで血の気が引いて「タイルの様な顔色(娘談)」になったそうです。

直ぐに冷や汗の腹痛を感じて、トイレで物凄く下痢をしました。(これも何故でしょうねぇ?)

 

傷以外にも症状が身体に現れたので救急に電話相談したら、私の既往症を考慮して(三か所の癌や腸ろう等)救急車となったのでした。

 

ワンちゃんについて

ワンちゃんは実は、ペット犬として産まれていません。捨て犬を保健所が保護をして、それを従兄家族が生後数ヵ月(推定)の内に、必要な講習や不妊治療などをした上で引き取ったそうです。それも5年前ですから、今は家族同様のワンちゃんです。

 

ただこれが「噛み癖」というのか?従兄は3回噛まれて病院に行ったそうです。奥様も甘噛みほどなら、数え切れない位の傷を負ったそうです。

私もそういうワンちゃんに、今まで気楽に近づいていました。こんなに噛みつかれるなんて、思った事もありませんでした。

 

ワンちゃんが上記の様に、落ち着いた状態に見えた事。

それでも側に行って、数十秒で容赦なく噛まれた事。

被害は一度でなく、よく噛むワンちゃんだった事。・・・等を考えると、私でなくても被害者に成り得たのではないかと思っています。

従兄家族も私も、動物の扱いに猛省です。

 

娘でなくて本当に良かった!

 

救急病院にて

動物に噛まれて何が怖いかというと、傷よりも「細菌」でございます。

救急車なんて・・・と思われるかもしれません。小型犬や甘噛み程度ならどうなのでしょう?私には分かりませんが、とにかく傷が大きくて血が止まらない場合などは、病院に行って下さい。

子供や老人は必須ですが、体の免疫が弱っている私の様な方もです。

 

休日の場合、休日病院が動物に噛まれた場合の救急処置が出来る病院なら良いのですが、そうでない場合は救急病院に行かれた方が無難です。救急車でも何の違和感なく受け入れて下さいます。

 

私は救急車の中で「A病院は休日医だけど、この場合は対応していない」という会話をしました。何件か担当者が救急病院に問い合わせをして、犬に噛まれたケースを受け入れてくれる病院を探しました。

 

後から救急病院の先生に伺いましたが、「噛まれてから消毒するまでの時間」は重要です。甘く見ていて、時間が経って腫れた頃では「地獄をみます」

消毒も甘く考えて、水道で流し家庭用消毒薬程度ではお話になりません(傷の深さにもよるでしょうが)私は「貫通」でしたから、初日は麻酔を行ってから消毒するくらい、半端ない消毒が行われました。(傷をブラシでゴシゴシ、ジャバジャバ・・・その後4針縫う)

 

それでも30日(翌日)ごろには「アンパンチ」くらい手が腫れてしまいました。指が四本並んで巻かれた包帯なのに、気が付けば指がその中で重なりあっていました。

先生いわく「傷がスパッと直線でなく、ギザギザで奥が深いと、どうしてもミクロ単位の空気スポットが出来て細菌が残りやすい」そうです。

 

その腫れた状態で、何が地獄か?

麻酔が効かないのですよ。

怪我したばかりの時と同じ量の麻酔では、その半分くらいしか効果がありませんでした。半分は痛みのある状態で処置をします。

私がした処置は下記のとおりです。

 

まず前日に塗った4針を、また抜きます。

そして細菌に侵されている皮膚部分を「高級な爪切り」みたいなハサミで切り取ります。看護師さんと初日は「鼻くそ位」と笑っていたのですが、二日後には「親指の伸びた爪位」と、大きく切り取った事を真剣におっしゃっていました。

 

その後、傷をガシガシ消毒します。ぶっとい注射器の先の様なモノを貫通部分に突っ込んで、ガシガシ消毒した後、傷口が閉じて細菌が広がらない様に、ワイヤーを突っ込んで傷口を開きます。そのワイヤーを固定して、部分的には再度縫い合わせます。6針縫いました。

 

それ全部 痛み感じてますw

オマケに手のひらと甲、両方それぞれ同じ事をします。地獄が二回!

 

52歳 わたくし 痛みで泣きます。鼻水と涙と冷や汗でぐっしょりです。

61歳 おっと~ それ見て泣きます。

先生は「心を鬼にした」とおっしゃっていました。その位痛いです。

 

 

長くなったのでまた次回に続きましょう。

その後、薬についてやお金の事、保健所への連絡やワンちゃんの躾など、思ったより大変な事が待ち構えています。

 

長くなってスイマセン。必要な方が読んで下されば良いですね。

 

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ずいぶん腫れがひきました。

ババアの手じゃ!この色の違い!

 

⇩ この件を後日 漫画にしてみました

ワンちゃんのしつけなど 参考にしてみて下さいね

 

kozikokozirou.hatenablog.com

 

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