【実録】犬に噛まれたお話 NO2 イラストも描けたよ!
どうしてか?考える
Twitterから?
smart newsから?
はてなブログのトップページから?
腰が抜ける程たくさんの方々が訪問して下さった様で、どうしてだろうと考えます。
・犬に噛まれた方のブログ記事が、今まで無かった?
(イヤ!経験者の方から沢山のコメントを頂きました。中には私と同じ時期に愛猫ちゃんに噛まれた方もいました。それならブログの記事もあるでしょう)
・痛いお話がお好き?
(バカな!お尻ゾワゾワされた方、全部読めなかったという方もw)
・私の手の画像が衝撃的過ぎた?
(ごめんなさい!私のババア手がネットに掲載されて、申し訳ないやら汚いやらで、今回はアイキャッチを自粛!)
我が義母 御年92歳が「犬畜生のする事は罪が無いけぇのぉ」と話してくれました。
少し言葉が荒い様な雰囲気ですが、昔の方はそういう表現をします。(カープ弁)
諸説ありますが、人間以外の生物の総称表現が「畜生」として、その前に「犬」が付く。それ程「犬」は、人間にとって親しみやすく仲間として意識する身近な存在である反面、事故も多いのだろうと実感しました。
私を含めた愛犬家の方は、心した日常が必要です。
救急病院での検査と予防接種
前回記し忘れましたが、救急病院では検査も行われました。
怪我で搬入された場合と同じかも知れませんが、X線撮影や血液検査、免疫検査などです。実際止血した後レントゲン撮影、血液を小さな容器に二つ採りました。
幸い血液に問題はなく、手の腱や骨に損傷は有りませんでした。
後から明細を確認すると「沈降破傷風トキソイド{生研}0.5ml」という予防注射もしていました。
最近の日本で「狂犬病の発症」は0%だそうなので、その予防接種はしていません。三種混合などの予防接種の経験を聞かれました。(私は年齢的にしていない)
犬に噛まれた後の後遺症
処置の前に担当医とインフォームドコンセントを行います。私の場合は「手の甲とひらを貫通」ですから、足や肩などを噛まれた場合とは違うと思います。
「後遺症」として私におっしゃったのは下記の様な内容です。
お医者様は常に最悪のケースも想定してお話になりますから、たとえ腱や骨に噛まれた損傷が無くても「細菌の感染」によって起こり得るそうです。
・指が動かなくなる可能性もある
・動くようになっても、以前と同様までは戻らない(グーチョキパーが出来なくなるようなイメージで、曲がらなくなったり部分的な動きが出来なくなる)
・しびれが残る(触っても感覚が鈍る、または部分的に感じなくなる)
・指や手の甲のひきつれ感が残る
・傷が治っても神経性疼痛(チカチカ ビリビリ)が残る症状もある
・細菌の感染が治まらなければ、全身疾患になる可能性もある。私の様な既往症があれば「敗血症」など命に関わる事も有り得る。 など
私は幸い細菌の感染は治まってくれましたが、グーチョキパーが出来る動きまでに至っていません。
処置後の痛みのお話
またかよ~!?
そうです!痛みのお話です!
噛まれた日から数日間は、担当医もはっきり「痛みます」と容赦ありません。
麻酔が覚める頃、正座後に足がしびれる様な痛みを、手全体に感じ始めます。と同時に心臓の動きに合わせて鼓動の様な痛みを感じます。
夜中の静かな道路に、突然ヤンキーの車が現れる。大音量で車内の音楽が漏れ聞こえる。「ズンズン ジャッチャカ ドンドン ズッチャカ」 そういう感じの痛みが、噛まれた手に響き渡ります。
そしてその鼓動が大きくなるにしたがって、手の甲とひら両面から焼き印を押された様な痛みが「ジョワ~ ジュゥゥゥゥ~」とやって来ます。
のたうち回ります。
お薬の話
私が処方されたのは「抗生物質」と「ロキソニン(痛み止め)」でした。
しかしロキソニンごときで、焼き印「ジュワ~」を緩める事は出来ません。ボルタレン(少し強めの痛み止め)でも太刀打ちできませんでした。
夜中に眠れません。
焼き印「ジョワ~」に向き合っていると、「ズンズン ジャッチャカ」が気になって仕方ないのですよ。
翌日その話を先生にしたら、私の既往症と相談して「トラムセット配合剤」を処方して頂きました。トラムセットは術後の傷の痛みや抜歯などに対応した、ロキソニンとは種類の異なる強い痛み止めです。
私にはよく効く半面、副作用も強く出ます(人によって違います)
トラムセットの副作用は「クラクラ」めまいと「ウップップ」吐き気 などです。
オマケに必須の抗生物質まで、胃が「キリキリ」の副作用が出ます。(人によって違います)
さぁ、あなたなら「ズンズン ジャッチャカ」と「ジョワ~」 と 「クラクラ」「ウップップ」「キリキリ」 どちらの不愉快を選びます?
私と先生は、薬を「げろげろ」吐かずに摂取できる状態であれば、「クラクラ」「ウップップ」「キリキリ」は我慢しましょう!という結論に達しました。
痛みを抑える方を優先し、痛み止めと抗生物質を服用しました。
トラムセットは4日間 抗生物質は8日間、一日4回です。
その為にGWの間、私はベットから降りられず、PCもタブレットも出来ず、ほぼ一日中「TOKIO」のワイドショーを聞いて過ごしました。
犬に噛まれた痛み以外にも「薬の副作用」など治療過程で問題が起きると、是非知って頂きたいと思います。
お金の話
治療費ですが、私は障がい者なので健常者の健康保険とは違います。
ですから頂いた診療明細書の点数で表示します。(1点10円 10割負担の点数)
お薬代は別途です。
救急車で運ばれた日は休日で、様々な検査料や初診料の他にも「休日加算」が掛かりました。他にも手術料や医学管理の中に休日加算項目があります。
合計で3060点→30600円です。(10割負担の時)
ちなみに私は「家族の犬」に噛まれたケースですから、治療項目は「創傷」です。
これがもし家族の犬が「他人様」を噛んだケースだと、治療項目が変わる可能性もあります。
担当医から「誰の犬か?」と確認されましたので、何故か質問すると「他人の犬の場合は色々大変です」とお答えになりました。保険の適応などが違うのかな?
2回目からは初診料などがありませんから、皮膚の切除など手術が必要な時が760点(7600円)でした。
消毒だけの時などは79~86点(790円~860円)です。今後も消毒、抜糸などがあるでしょう。
上記の治療費は、犬の飼い主が全額負担になると思います。
(イヤ負担するんが常識じゃろう!私の場合でも、従兄が治療費を持ってきました)
他にも私が経験した痛みに加えて、家事も出来ないのでお弁当など家族の食事代、毎日の通院による時間的拘束や交通費、付き添い(おっと~)の介護などを「慰謝料」と考えたら?
慰謝料で済めばよいですが、取り返しのつかない事になる前に、身近なワンちゃんに改めて熟考をお願いします。
ホンマにいつ私の様な、無知でバカオバハンが近づいて噛まれるか分かりませんよ!
ちなみに私は家族の大切な犬なので、慰謝料どころか・・・
ワンちゃん ごめんね!m(__)m
お手て
細菌を出すために傷を開いていたワイヤーが取れ、腫れも治まりつつあります。
色の変化は内出血と消毒液の色だそうです。来週には抜糸が出来るかな?
小さな傷に見えますよね!手の甲は2センチ強、ひらは1センチ弱の傷です。
次回は‥
もはや3000字超えの超大作になりました。
皆様が気になさっているだろうワンちゃんの処遇は次回にします。
ただ私はズブズブの素人なので、従兄家族と話した内容や地域の事情、私の気持ちの話になると思います。噛んだワンちゃんは命がけで大切にしますが、どうしたら良いか分からないのも現実です。
またTwitterやブックマークで、沢山の真摯なコメントを頂きました。優しいお心に随分助けて頂きました。そういう内容も少し紹介したいと思っています。
もう一つ、私はアクセスが必要な広告収入などは全く無いので、どうか必要な方が読んで下さる様に願っています。誰も不快に感じません様に祈ってマス。
怪我後のイラスト
昨日イラストを描いてみました。
ペンを指に挟んで描きました。
嬉しい!
これが現在の息子です
これが以前に描いた高校生の息子です
この ↑ 息子が登場するマンガです⤵
あぁ、早くマンガが描きたいなぁ~(´;ω;`)
また来週(@^^)/~~~