食道がんのダンピングがゴールデンタイムに起きたら。。。家族に病人がいる悪循環
私のブログを読んでくださる方は、今現在、私と同じ様に病気と闘っていらっしゃる方々が多くいらっしゃるのではないかと思っています。
同様に、ご自分は健康なんだけれど、ご家族の方がご病気であるとか、病気でなくてもそういう家庭にご理解がある方等が、少しでも興味を持って読んでくださっていれば、心から嬉しく思っています。
今日はちょっと泥臭い、嫌なお話です。
私の具合が悪くなる時間によって、家族の関係が悪化する
もし私が一人でいる時に、もし具合が悪くなったら。。。
一人で静かにベットに潜り唸っていればいいだけです。娘が学校から帰るころに少しでも回復していれば、問題は表面化ししません。
腸閉塞などで救急車を呼んだことがありましたが、その経験を活かしたお陰で、今はイザと言う時の連絡網は完璧です。
もし朝ごろに腹痛や下痢で寝ていたとしても、優しいおっと~は、以前記した通り一人で朝食を済ませ出ていきます。
娘も一人で起きて、パンでもかじって登校します。
そこまで出来る様になったのは、娘の努力に他なりません。
となりのトトロのサツキまではいかないにしても、小学生ではなかなか出来ない経験をしています。
行ってきますの時にだけは、少なくとも体を起こして、ハグハグちゅっちゅです。
いつもは親バカで、編み込みの可愛い髪型にしてやるのですが、一人の時は後ろに縛るだけです。カンの良い人なら、お母さんの具合が悪いと分かります
いわゆるゴールデンタイムに食道がんダンピングが起きたら。。。
食道がんのダンピング症候群とは、食道再建手術で胃が小さくなったために、食べ物が胃からあふれ返って、一気に小腸のほうへ流れ込むために起こります。
私の場合は喉元にもあふれかえり、食中から食後20分内に、胃痛や全身の倦怠感、手の震えや冷や汗など、様々な不快な症状が現れます。
食道がんのみならず胃がんの手術後にもよく見られる後遺症だそうです。
最近では突然、血が下がったような症状が追加され、眠気に襲われて椅子から転げそうになります。
そうなったらもう回復するまで、横になるしかできません。
おっと~が心配の余り、ゴールデンタイムでテレビを楽しんでいた娘に
「お母さんがしんどいのに手伝え!!」
状態の八つ当たり?!が始まります。
突然テレビを消されるという悲劇に見舞われた娘は
「なんで~~?お父さん大っ嫌い!!」
小6年でもヒスは起こります。
こうなると私はドラマの様に
「お母さんがこんな体ですまんのぉ~」
しか言えずにベットへなだれ込みます。
その後の二人に何があったかつゆ知らず。
かと言って、私には二人に気を遣う余力が残されていません。
どんなに愛しみ合って、大切にし合っても起こる、病人家族の悲劇です。
昨日の夜の出来事です。