気持ちに共感できる大切さを考えてみました。 お姑さんと私のこと
★ポッチを沢山いただいたのにびっくりして、朝から晩まで買い物以外を,、我が家で過ごせざる負えない毎日の生活に、突然のキラキラが輝いた様です。
本当にありがとうございます!感謝感謝です。
今から12年前、娘が生まれる前にあった事です。
少し病気から離れます。
昨日いただいたコメントを読んで、おばぁばと私の間に、いつ頃からお互いに寄り添い思いやる気持ちが芽生えたのか考えてみました。
結婚当初は、おばぁば家から車で20分ほどの距離に住んでいました。とにかく良い人ですから、最初から仲良しではありましたが、何せ嫁と姑。
旅行や食事会にと、楽しい機会は沢山ありましたが、大好き親友という訳には行きませぬ。
14年前、現在の歩いて2分の距離に越しましたが、私は仕事を持っていましたから
日々時間に追われる生活です。気持ちに変化はありませんでした。
しかし12年前に娘を妊娠し、産休を取った矢先の事でした。
おばぁばの長女(おっと~のお姉さん)が突然亡くなられました。
美人で、明るく気さくで、とてもお洒落な方でした。
まだ56歳。前日まで普通に電話で笑いあっていた方が亡くなったのです。
悲鳴のような泣き声に包まれました。
おばぁばの嘆きは想像に容易いと思います。
それから2カ月して娘が誕生しました。
おばぁばはとても喜んでくれました。
しかし、決して亡くなった長女さんの補い(埋め合わせ、代償、填補。。。良い言葉が浮かびません)として可愛がってくれたのではなく
一人の孫として、新たな誕生を喜んでくれました。
ともすれば「ご自分の実子に似ている」を強調するとか、「実子の幼いころと比べて、どうだ、こうだ」というおじいちゃんおばあちゃんが多くて、お嫁さんやお婿さんの失笑ならいいけれど、不信感を持たれる話はよく聞きます。
私の両親など、私が幼いころの「あだ名」を娘に付けたらどうかと提案してきたほどです。(娘はむすめじゃ!私のミニバージョンじゃないわ(怒)!!)
毎日娘に会いに来るおばぁばは、決して長女さんのお話などせず、私の邪魔にならないように娘をあやし、寝かせてくれました。
本当なら長女さんの嘆きや、落ち込んだ気分の転換になるから。。なんて話を私にしたかったのでしょう。
最初は戸惑っていた私ですが、幼い娘をただあやしにやって来ては、息子(当時小4)にちょっとしたおやつをあげて、静かに帰るおばぁばに、私は嫁への配慮に感心し、尊敬し、共感し、寄り添うことが出来るようになったと思います。
(おばぁば現在、90歳)