かあさん ちょいちょい がん患者

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

母親が癌で、余裕がなくて、娘に勉強しろって言わなかったら、成績はどうなるか?

病気から離れた話題ばかりでスイマセン。

娘の学校から「全国学力・学習状況調査」結果が報告されました

金曜日に配られたプリントなのに、娘はわざわざ今朝出してきました。

見て「またか!」と怒られるからでしょう。

要は国語と算数の全国統一実力テストの様なものです。

 

娘の学校(小6)平均点が

県内平均より、全科目 かなり下!

全国平均より、全部 下回り!

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それなのに学校からは、まぁ適当な、たった二行の学力対策です。

こんな対策、なんぼでも口から出るわ!!

どうやったら点が上がるか、具体的な説明会でも開かんか!!!(超怒)

 

そうは言っても、実際の娘はいかがなものか?

 

※※私は性格的にも日本独特の「謙遜の美学」は余り好きではありません。

逆に自慢ぽくなったり、誇張した虚栄心も全くありません。

ですから、娘のプライドを大切にしつつ、事実を記しますね※※

 

私が癌になる前、つまり小学校2年生までの娘は、いわゆる中の上。

成績は三段階の「良い」の中に「普通」が入り混じる程度です。

理科も社会もありません。

小2生くらいでは余程の事がないと、こんなものではないのでしょうか?

 

宿題や自主勉強は言われた通り済ませるもの、との自覚はあり、放課後児童クラブ通いでしたから、クラブ内でほぼ終わらせていました。

習字を習っていたので、字は綺麗に書こうとしています。

 

生活リズムも問題なく、週末などで気になったのは「学習してから遊ぶ」ではなく「遊んでから最後に学習する」くらいでした。

 

私が癌になって、おばぁば家での小3年では。。。

ここから今日のタイトル通り、誰一人、娘に「勉強しろ」と言わなければ、娘の学校の成績なんて考えている余裕はなくなります。

 

息子が大学受験でしたから、その大切さを思うと、小3の勉強なんて宿題ちょこっとで十分と思っていたのでしょう。

おばぁば家でもチェックはなかったと思います。

私は成績どころか、娘の顔を見る事も出来ず、ベットで転げまわっておりました。

 

徐々に「良い」から「普通」がメインとなっていきます。

しまいには「普通」が3分の2へと逆転です。

 

4年生になり、私は退院して自宅で抗がん剤を始めます

しかし副作用がキツく隔週の病院通いもあり、娘に付き合ってはいられません。

何より当時の私は「生きていりゃなんでも良い」にならざる負えませんでした。

 

勉強なんかしたって、仕事を一生懸命頑張ったって、目標を定めて進んでも、死んじゃぁ何もかもおしまい!!(自分自身ヤケ気味)

娘は、もう元気に生きておいてくれりゃぁ良しよし!

しっかり食べてしっかり寝て、人様に迷惑かけなんだら何でもええわ~~

優しく手伝ってくれりゃぁ、もうええわ~~

 

と言うのも、娘の性格が真面目で、必要なことはキチンとこなすタイプでした。

ですから、黙っていても一人で出来ると(なぜそう思っていたのか?)変な親の自負があったのです。

 

続きますね。

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