かあさん ちょいちょい がん患者

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

インフォームドコンセント

もうすっかり定着した感のインフォームドコンセントという言葉。

簡単に言えば、

私(患者)が担当先生方(医療従事者)に病状や治療の説明を十分受けたうえで、

「わかりました。元気になる為に、お薬も飲みます。手術や検査もします」

と合意して従うか、

「納得できないので、このお薬(手術、検査)はいりません」

と拒否するかです。

 

私はとても恵まれていて、いろいろな選択や決断が必要ではありましたが、医療スペシャリストが私の為に最善の方法を考え、実行してくださった事に間違いはありません。

納得するまで長時間かけて、各器官の先生方や医療ソーシャルワーカーの方が説明してくださいました。

 

しかしこのインフォームドコンセントには、治療計画や期待される効果はもちろん、考えられる限りの合併症や副作用、危険性や予後までも含んだ正確な情報が含まれます。

他の治療方法や費用(お薬の値段など)、合併症になる確率などが含まれることもありました。

 

私も凄い数の副作用や合併症の説明を受けました。

副作用を押さえる薬もあり、薬に対して薬の応報に疑問もありました。

「説明書・同意書」にも記してあります。

 

こんなにかよ。。。

こんな事が本当に私の身に降りかかってきたらどうすんの??

と、まじめに怖くなりました。

 

何にもしなかったら、もしかしたらこのまま元気で、2年くらいピンピン生きられるんじゃないの?なのに、こんな合併症にかかったら、今死んじゃうんじゃないの?

悪いウィルスやドクターキリコがやってくるんじゃないの?

 

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大病をされて、命の危険に直面された方々は、一度は経験される感情ではないでしょうか?不安と恐れに自分の判断に自信が持てなくなります。

 

今は杞憂に過ぎなかったと言える余裕があるのですが、超楽天的でポジティブ性格の私でも、抗がん剤を投与される前や手術前は、眠れぬ夜を過ごしました。


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