抗がん剤のエピソード 丸坊主編
昨日は娘の、小学校生活最後の運動会。。。
雨が降らなかった、最初の20分だけは!
その後、中止になる昼食まで、ほぼ降りっぱなし!!
大雨警報が出ているのに、あの雨で中止にならないのなら、雨天延期の意味は?
健康な方々の集いは、時々私には辛い。。。
あぁぁぁ~モンスターペアレントになるのかしら?
さて話を戻すと、癌告知についての内容は記しました。
告知から僅か3日間で大学病院へ入院し、最優先で様々な検査が行われましが、実は抗がん剤が始まるまでのその検査は、ほとんど記憶にないのですよ。
もちろん内視鏡や造影検査、気管支鏡検査などが行われて、その他にも色々あったはずですが、どうして記憶にないのだろう?
入院日記やメモも、抗がん剤が始まってからしか記されていません。
言われるがままに呼ばれて従っただけだからかもしれません。
それよりも、出産以外で入院の経験のない私は、生活基盤を探るのに必死だったと思います。
入院して9日後から抗がん剤が始まりました。
ドセタキセル、ランダ、5-FUのセットで、5日間1サークルで投与しました。
抗がん剤の話!イラストについて考えました。
しかし、出てこない。
これから抗がん剤を受けられる方に、もしかしたらあまり良い影響ではない事しか思いつかないのですね。
トイレで七転八倒しているところ、口内炎で真っ白の口内、わきに挟んであっという間に40度警告が鳴った体温計、気が付けばトイレで意識を失っていて集中治療室へ運ばれる私などなど。
という事で、抗がん剤の話題より脱毛のエピソードに替えます。
脱毛は抗がん剤の副作用でよく知られる話です。
当時私は肩までのストレートボブで、少々茶色でママ風の髪型でした。
しかし、それがごっそり抜けていくのを見るに忍びないだろうと考えた私は、事情をお話しして、病院内にある床屋でつるつる坊主にしてもらいました。
角刈りの旦那さんは事情を察して、ホントに容赦なく、お坊さん様のつるっぱげにしてくださいました。
しかし、カット終了間際におかみさんらしき女性が帰宅し、私を見ると仰天!
「女性になにも、こんなに短くしなくても!」
「どうせ抜けるんじゃ!」
「芸能人じゃあるまいし、全部抜けんかもわからんじゃろ!」>>>>
私を挟んで喧嘩を始められました。
「私が頼んで剃っていただいたんですよ。良いんです!」
とは言うものの、おかみさんの優しさが喧嘩を止めてくれません。
諦めた私は、1500円支払って退散しました。
当の私は、女性が丸坊主なんて機会は滅多にないと、大喜びで楽しんでいましたよ。
ちなみに、本当に、髪の毛だけではなく眉毛もまつ毛も、わきから下まで、ごっそり抜けました。男性は大変だろうと思います。
むしろ坊主にしていただいて処理が楽でしたよ。お勧めです。