永久気管孔の風邪について。風邪を引いた私を心配しすぎて、おっと~が娘チャンと険悪になる
熱が上がったり下がったり、どうも安定しません。
もとはと言えば娘が鼻風邪を学校からもらい、それをおっと~が引き継いで、結果的に私へ移行しのですけれど。
術後の後遺症と永久気管孔の風邪
※少々 表現が生々しいので、気分を害される方はすっとばして下さい。
健常者の口鼻呼吸の方は、風邪をひくと普通に咳が出て痰が出て、鼻が詰まるか鼻水で、喉が痛いと熱が高め・・・という様な症状でしょう。
私の場合は呼吸が違いますから、咳が出始めると、直に肺から永久気管孔への排出になります。これは口からの咳に比べて、非常に地味な印象になります。
(声帯が無いので咳の音が小さい、唾液は飛ばない、穴が小さく通常マスクなどで覆っているため、息の排出量が少なく飛び散る事もなく、結果的に余り目立ちません)
しかし本人は肺呼吸が過剰になるため、酸素過多や胸の痛み、神経痛などを伴って、かなり体力を使い苦しみます。
また痰も永久気管孔から排出されますから、口から自然と喉に流れて飲み込むような処置は出来ません。
その都度、綿棒やティッシュで取り除きます。
風邪の時は健康な時に比べて痰の量が多く、色も黄なりかグレーがかったような、いかにも不健康な色になります。
唾液とともに排出される痰と違いますから、粘り気があって切れが悪いものです。
ネプライザーや白色ワセリンを使い、柔らかく出しやすくします。
血痰などがあった場合は、医療機関に受診した方が良いと思います。
鼻水ですが、以前も記したように吸い込むことも鼻をかむことも出来ません。
ティッシュを詰め込んで、ダァダァです。
ただし!鼻呼吸は詰まりません。
だって呼吸をしていないから、詰まったような感覚は、一生ありません。
熱が出た感覚は、健常者の時と変わりません。
暑いのか寒いのか分からず、だるいものです。
ただ私の場合は、身体を横にすると、飲み込んだ水分や食べ物が喉から口へとあふれ出します。
寝ていなくてはいけない状態の時に、食事や水分摂取が非常に難しくなります。
ですから脱水を防ぐためにも、24時間腸ろうのお世話です。
ホント!わたしゃ、なんて大変な体で生きてんだか!
おっと~が可哀想なほど心配する
朝目覚めて真っすぐ私のベットへ来て、様子を確認します。
起き上がる時も顔色を確認し、おでこで熱を測り、体調の変化はないか、痛い所や不快な事はないか、寒くないか暑くないか、ありとあらゆる心配をし、介護者の様に手をかします。
(今まで症状が急変するのは、大体が朝起き抜けです)
顔を洗ったら私の所へ来て、いつもの様に「起きてくれてありがとう」を言います。
洗濯物を干す前にも、私の顔を見に来ます。
朝食の時も出勤の時も、出勤した後も帰宅するまで、メールや時には電話で様子を確認します。
いったい、いつ仕事をしているのでしょう?
帰る前にはメールをして、帰ったら玄関からもう「大丈夫?」コールです。
真っ先にリビングのドアを開けて、私の顔を確認します。
そして「どうね?体調は?」が「ただいま」の同義語です。
私が「ふつう」と返すと安心して荷物を置きます。
娘が怒る「お母さん中心主義」
徹頭徹尾こんな感じですから、
例えば帰宅した娘に
「お母さんにバイ菌が移ったらいけんけぇ、さっさと手を洗え!」
お風呂に入る順番は
「お母さんが入る前に、先に入ってお風呂を温めておいて」
少しでも咳をしようものなら
「マスクをせえ!お母さんにうつろうが!」
おやつを食べようとしたら
「お母さんにあげてから食べよ~」
テレビを見ようとしたら
「ソファーはお母さんに座らせてあげてぇ~」
私が横になると
「お母さんがうるさいけぇ、二階に行きなさい!」
もういくらでも出てくる、おっと~のお母さん主義!
娘の機嫌が悪くなるったら、もう愛人と正妻関係?
(わたくし実生活で経験御座いませんけれど、この場合、娘が愛人かしら?)
両親の仲が良いに越したこたぁ、ありませんけれど
どうなんでしょう?
お父さんがお母さんを大切にするあまり、自分には少し厳しいと感じるお子さんって、どんな大人に育つのでしょう?
あくまで「お母さんに優し過ぎるため」に行われる注意勧告であって、理不尽な事はないと思うのですけど、普通はどうなんでしょう?
やっぱりカチンときて、不良になったりしちゃうんでしょうかしら?
お父さん大っ嫌い!って思春期の娘さんになっちゃうのかしら?
彼氏を選ぶときに、私だけに優しくして~!
私を女王様みたいに大切にしてくれる人じゃなきゃイヤっ!てなるのかしら?
こんな女の子、男性からもてるかしら?(笑)