永久気管孔の後遺症で「匂い」が分からないのだけれど。。。
永久気管孔の話題が続いてますが、やはり私の症状で後遺症が大きいのは、食道全摘出での胃管再建手術と、下咽頭摘出による小腸再建と永久気管孔です。
その為、失音障がいとか、食事が十分摂れなくて腸ろうをしているとか、せっかく食べた食事が逆流したり、下痢やダンピング症状に悩まされたり、難聴になったり耳鳴りがしたり、喉の違和感、お腹の違和感。。。
え~~い!!もう言わんでええ!!
肺癌もあるんだっけなぁ~?!
後遺症で「匂いが分からなくなる」という症状があります
痛くもかゆくもありません。
私は永久気管孔という首の付け根にある穴からの呼吸なので、鼻呼吸を全くしていないだけです。当然、鼻に空気が流れません。だから匂い自体が鼻腔の奥に流れてこないから、匂いを感じなくなります。
匂いを感じる嗅覚に異常はありませんから、非常に強い匂い、例えば奥様のガツンと香水や、焼き肉の充満した匂い等は感じます。
しかし微妙な漂う様な匂いは、全く感じなくなりました。
手術前から医師やソーシャルワーカーの方から説明を受けていましたが、想像が出来ないものですから、成り行きに任せているのです。
数日前のエピソードですが、お弁当で焼いた鮭がこびりついたIH グリルをすっかり忘れていました。こんな事ありますよね!
学校から帰った娘が「何か臭いよ~?」
おっと~が「なんの臭い?」
私には全く臭わないのですね。
開けてビックリ!!
嗅覚はあるのですから嗅ぎたい匂いがある場合は、出来るだけ鼻に近づけて、下から匂い風が鼻腔に入るように、団扇などで扇げば良いのです。
僅かですが、感じることは出来ます。
スポイトを使い、鼻の奥に空気を送る方法もあります。
それでも最近流行の、汗に香る柔軟剤とか、生まれた香りが続くとか、もうこの3年間は全くの無縁でございます。
そこでどうでしょう?
香りの無い生活が可哀想と考えるのか?
いやいや、嫌な臭いを感じなくてラッキーと思うのか?
これで後遺症だらけの人生がだいぶん違ってきます。
私は確実に後者ですね~(o^―^o)
おっと~のトイレ後も平気!
娘の学校靴下の臭いも分からない~
えっ?お母さん臭い??そう?
自然の風の香りや海の匂いの素敵なこと!
食べ物の匂いは味覚と目で感じます!
腐った臭いがしないかとか、(IHなのでガスは使用してないけれど)危険な臭いがしていないかは、近くの方に頼りましょう。
人工的な匂いは忘れちゃったわよ!
人間ってもしかしたら、とんでもなく馬鹿らしい事に能力を使っていないかな?
私は匂いのしない自然の香りを満喫してマス!