かあさん ちょいちょい がん患者

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

病人と信仰心 信じる者はすべて救われるのか?!

話が病気のことと少し離れるかもしれません。

 

我が家にご年配の女性が訪ねて来られました。

道路から真っすぐ我が家の庭先に車を停められたので、必ず我が家に用事のある方と思い、ためらいなく玄関を開けました。

(我が家はぐるりと一周、田んぼに囲まれているので見晴らし抜群です)

 

綺麗におしゃれで小柄な可愛らしい女性は、明るくしっかり自己紹介をされ、「同じ町内の・・さんにかこさん(苗字)の事を聞きました」とお話しされます。

 

私にはその・・さんに覚えはありませんが、田舎の町内のこと、私の病気は知れるところなのでしょう。

病状を聞かれたり、ご自分の事を話された後、沢山のパンフレットや小冊子を渡されての宗教活動?宗教宣伝?布教活動?が始まりました。

(スイマセン。活動の正式名称が分かりません)

 

私は宗教を信じ語られることや布教、宗教的な福祉活動に否定的ではありません。

寄付やお布施に関しても、程度は重要ですが、法人や団体の運営費と思えば納得しますし、お礼の意味を込めるのも良いと思っています。

国によっては文化的習慣でもあり、ネットで寄付を募ると聞きます。

 

私も、特に日本人らしく(?)様々な宗教行事をイベントにしたり、奇跡や神にすがる心境は理解するどころか、実行している一人でもあります。

新年の初参りから、クリスマスまで目白押し。。。

 

息子のセンター試験の時は、寝たきりなのにベットに座って、息子の写真と合格を祈りましたもん。(何に祈っているのだか。。。???)

 

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ちょっと大げさなイラストですが、

この気持ち、ご理解いただける方も多いと思います。

 

また宗教に基づく倫理観も、ひねくれて聞くと余りに正論過ぎると感じる時もありますが、心がけることはご立派ですね、と申し上げます。

それでご自分が崇高な精神に近づけるのなら。。。と、それこそ自由信仰でよろしいかと思います。

 

しかしご自分以外の方に布教することが

どなたにも徳になると説くのはどうかと思うのです。

 

活動をされている方が全て同じとは言いませんが、どうも周りが見えず、病人だからなお知って頂きたいと駆るのは、自己満足と自己中心的な思考だと感じるのは、私の言いすぎでしょうか?

 

可愛らしいその女性は、昨日も今日も訪問されました。

「運命的な素晴らしいご縁があってここに導かれたようです。

       中略

あなたが私のオアシスであると感じました。」

とおっしゃるのです。

 

パンフレットは受け取らず、はっきりお断り申し上げましたが、

お友達になってほしいというその女性は

お話好きなおばあちゃまであるのなら、お相手差し上げますけど

 

またいらっしゃるのでしょうねぇ。。。

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