かあさん ちょいちょい がん患者

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

【引きこもり癌患者のマンガNO8】療養生活という 長い時間が続いた時に 何をして過ごしますか?

いつから罪悪感は無くなるのかな?

日本中が「改ざん」のニュースで喧々轟々ですね。他にも虚偽の報告書だの偽証だの、怒りのコメントが耳に届きます。

 

人間は、どのくらいしたら、罪悪感がなくなるのかな?と真摯に考えます。

 

何の罪悪感もなしに人を殺めたり、動物虐待といった行為に快楽を得る人を「サイコパス」といって、私の知っている有名な事件は「神戸連続殺傷事件の少年A」でした。

彼は相変わらず書籍を出版したりして、罪悪感を感じているのでしょうか?

彼の本を読んでいないので(読むつもりもない)分かりませんが、そういうある種の感情が欠落した類の人々が集まって、罪悪感なしに「改ざん」や「虚偽の報告」をしている訳ではないでしょ!

 

話題の方々(財務省だけではありませぬ)はきっと、優秀で知的な行動が可能でしょう。そういう方々が、どのくらいの「改ざん行為」を繰り返したら、または「目の当たり」にし続けたら、罪悪感無くして、ニュースの様な行為が出来る様になるのでしょうか?

 

私は「コロッケ1個」だってレジで「改ざん」してもらったら、罪悪感に苛まれる!

それが普通の感覚でしょう?

ホンマに不思議でしょうがない!

バカちゃうか?

 

マンガNO8

私のマンガを読んで下さる方々の中で、私と同じ様に、療養生活という長い時間を過ごされた経験のある方が、どの位いらっしゃるでしょう?

 

今回のマンガについて(もし可能なら)、ある日突然「ガンの宣告」を受けて、闘病と療養生活に突入し、退院後も出来る事は限られ、一日の大半を腸ろうと金魚のフンで過ごすしかない状況になった時、私ならどうするだろう?と、考えながら読んでいただけたら幸いです。

 

10ページあります。

詳細はまたマンガの後に記します。

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次回に続きます

 

 

前回の感謝状

前回のマンガで、とてもご丁寧に人工喉頭器を紹介して下さったり、耳が聞こえないと分かる仕組みがあれば良いと提案して下さったり、障がい者の立場でミスコミュニケーションを伝えてもらって良かったなど・・・

なんて優しい方々ばかりだろうと、感謝で足を向けて眠れません。

 

確かに人工喉頭器を使い、直ぐに耳は聞こえますと話せばいいのですが、機械の音が周囲の方の注目になったり、「何の音だ?」と他の店員さんが大声を出されたり、子どもが驚いて覗きに来たりと、困惑の経験があります。

 

特に女性で 人工喉頭器を使われる方が 少ないのが現状です。

少しの買い物ならジェスチャーで済ませてしまいたいという、私の甘えもありました。

 

最近は注目されても「ヘッ」と思う様にしています(*´▽`*)

人工喉頭器は、便利で優れた文明の利器です。感謝ばかりです!

 

今回のマンガ 事実と比較して

ラストのページは、私達夫婦ですw

罪悪感も無しに、虚偽のイラストを描いてしまいました(*^^)v

 

私はもう4年以上「腸ろう」という、お腹に管を通して小腸とつなぎ、点滴で栄養補給をしています。「胃ろう」は有名ですが、私は「胃」が食道の代りをしていますので、殆どありません。

 

腸ろうの点滴は早い速度で落とすと、出口に近いので、そのまま下痢になります。猛烈な下痢を経験していますから、今は1時間に70cc程度の速度で入れています。

おちょこ一杯程度ですが、1日に800~1200カロリーを補給します。

 

その間は、点滴棒と金魚のフン(おっと~はペットと呼ぶ)ですから、療養の長い長い時間、私は気分転換に出掛ける事も、動くことも、掃除や洗濯物を干す事すら困る日々でした。

オマケに喋れませんから、電話で長話も出来ません。

LINEの世の中、長いメールは相手に負担になるだろうと、友達とのコミュニケーションも出来ません。

 

そんな中でピアノを弾くことが、楽しい日々になりました。

 

しかしマンガの通り、日中は誰も家にいません。外を見ても歩いている人がいません。小学生にしたって、通学路には6人程度です。

 

それでも練習していくうちに、たとえ自己満足で始めた「趣味」でも、誰かに聴いてもらいたくなったり、褒めてもらったり、楽しんでもらいたい様な気持ちになりました。

きっと趣味で将棋をされている方が、誰かと勝負をしてみたくなったり、スポーツジムへ通う方が、スリムな服を着てみたくなったり、そういう気分と同じに思います。

 

おっと~の言葉

おっと~は私のピアノを聴いて、よく褒めてくれました。娘は可愛い表彰をしてくれましたし、息子も悪気はありません。

(表彰状がなぜ「四十四学年」なのか?娘本人にも謎です。当時私は49歳だったかな)

 

でも私はジレンマに陥ります。

最初に感じた「楽譜を奏でる喜び」は徐々に薄れ、ピアノがただの時間つぶしに感じられてしまいました。

 

当時は今より「自分の死」が身近でした。

いったい私は何をしているのか?このままず~っと、誰も聴かないピアノを弾いて一生を終わるのか?何がしたいのか?と情けなくなりました。

 

「マリオ」はそのきっかけでしかありません。

(「マリオメドレー」はそれほど難しい曲ではないと思います。YouTubeなどで聴くと、凄いスピードで演奏されていますが、ゆっくりなら 楽譜は複雑ではありません)

 

そんな時、おっと~が「もっと友達や知り合いとコミュニケーションを取る様に」勧めてくれました。私の性格的な事を鑑みた、おっと~ならではの助言です。

ご存じの様に(?)お喋りオバハンでしたからww

 

続きは次週にしましょうね。

 

来週はいよいよ、息子の卒業と引っ越しです。家族で引っ越しをするので数日掛かる予定でいます。ブログの更新が遅れたらゴメンなさいね!

 

長い文章をお読みいただいて、心から感謝します。

ありがとうございました!

 

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