娘ちゃんの感謝の手紙 うれし涙で鼻水ずるずる
週末から娘の中学進学に伴う行事が続き
今週もまだノルマ(言葉が悪いかな)が残っています。
それぞれの行事の感想は
良い事たっぷり!
ちょっと大変だったこと、少し!
まずは、良い方のご報告です。
よその子の話なんて興味はないわ~!
なんて言わないで、心がほっこりしてもらえると思います。
親を招待して感謝会が行われた
娘の小学校では、卒業を控えた6年生が親を招待するという形式で、親への感謝会が行われます。
12年間の思い出をまとめたスライドや、小学校で印象に残った行事の再現、英語劇や音楽発表など、子供全員が参加してアイデアを出し合った学習発表会の様なものです。
コントあり体操ありと、とても和やかなムードで進行しました。
そして、最後に児童を代表して4人のお子さんが「お母さんへの感謝の手紙」を朗読してくれました。
その一人、最後が娘でした。
娘の手紙
※娘と書いてあるところは実名です。
何やら発表するとは聞いていました。
「絶対泣かなんとってよ!私が泣いたらダメなんじゃけぇ!」
それでも私は涙が出ました。
聞いていた同級生のお子さんも
お母さん達も先生方も
一緒に泣いてくれた事に驚きました。
読み終わったら、拍手を沢山いただいて
鼻水のすする音と笑顔に包まれました。
私からは、ありがとうという言葉では足りない
病気は私の人生を変えました。
48歳で、17歳と8歳の子供の母親で、仕事も元気に飛び回っていました。
失声障害が残り、呼吸や摂食といった人間の生命を保持する基本的な必須機能にも障害をきたしました。
しかしそれは私が背負えば良い事と、おっと~と二人で闘うと誓いました。
息子や娘の重荷とならぬよう、とにかく必死で今まで生きてきました。
大丈夫、大丈夫と、自分自身にも言い聞かせて乗り切りました。
抗がん剤を終えて、障害のある身体に徐々に慣れてきて、ようやく毎日の生活が「我が家なりの普通」に送れる様になりました。
少し余裕も出来てきました。
そうして気が付くと、どんなに私が必死で取り繕っても、息子や娘は私の病気を背負っていました。いや「背負っていた」と言うのは言葉が悪すぎる。
手を差しのべて、手伝って慰めて応援して、受け入れてくれていました。
受け入れようと必死で私と共に闘ってくれていました。
いつも私の傍らにいてくれました。
お陰様で私は、「ありがとうという言葉では足りない感謝の気持ち」を経験させてもらいました。
病気になって良かったなんて言いません
でも私の様な経験は、滅多に出来ません
命を懸けた経験です
そう思うと私は本当に恵まれています。
おっと~と二人で泣きました。
本当に、ほんとうに、ありがとう!ありがとう!です。
ちょっと親バカですね(*´▽`*)
スイマセン!
読んで下さってありがとうございました。