かあさん ちょいちょい がん患者

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

発達の問題とは言えないのかも知れないけれど、おっと~の個性をどう受け入れるか?

 ↓この話題をとても興味深く読みました。

p-shirokuma.hatenadiary.com

 

病気の話ではないので、お気楽に読んでいただけたら(*´ω`)

おっと~の生業はアーティストです と紹介しました。

これはいわゆるデザイナーと呼ばれる、クライアント中心のコンセプトデザインをするのではなく、本当に芸術作品に携わる仕事をしています。

アトリエとか工房とか呼ばれる場所で、一人で働いています。

 

もちろんお金を頂かなくては生活できませんから、大手企業がスポンサーとなって、雇用契約を結んでいます。大学の講師もしていました。

 

日本中、老若男女が知っているアーティストの方々と、共同で作品作りに携わり、美術館や画廊の方々ともお付き合いをします。著書にてしっかり紹介していただいたこともあります。親戚には天皇陛下から表彰された方もいます。私は影も踏めません。

おっと~も義兄も、有名な芸術大学卒業です。

 

しかしこのアーティストは、私から見れば「おっと~」です。

おっと~は相当変わり者!

結婚当時から不思議でしょうがない、このおっと~という人には友達がいません。

結婚して24年ですが、友達と飲みに行った等という事は、同窓会以外で2~3回です。我が家に来たお友達という人は一人だけです。

年賀状も仕事関係以外、その人だけです。

 

何故いないのか聞いてみると

「学生時代からずっと、友達が必要だと思わないから」だそうです。

 

同じく必要以上に人と親しくなりません。

トラブルになった事もありません。

なぜならトラブルになる様な人を、あっという間に頭の中で消し去ることが出来るからです。挨拶などの常識的な接触以外は、同じ土俵に立ちません。

だからいじめられた経験も、いじめた経験もないそうです。

 冷たい人と聞いた事もあります。

 物凄いこだわりがあります

こと芸術に関しては、ほぼ異常か?!という位に知っています。

映画の片隅にチラッと映った作品の、作者と作品名と年代と、その作品背景までフルネームで総て言えるので、時にはドン引きです。

 

片付けに関しても、キッチリきちきち、移動を許さない拘りぶりです。

わざと移動してやっても、気が付いた段階で静かに元に戻っています。

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日常の変化が嫌いです

以前紹介した朝の掃除など、時間がなくても最後まできっちりこなします。

むしろ、しないと機嫌が悪くなります。

 

新しい物がやって来ると(備品や飾りでも)慣れるまで時間が掛かります。

時々は慣れずに、勝手に片付けます。

 いつもの場所じゃない所に「こっちの方が便利だから」と移動することを嫌います。

勝手に元の場所に戻します。

冷蔵庫の中のマーガリンやマヨネーズまで、元に戻そうとします。

 

買い物が苦手です。

買い物リストに、〇〇3つと書いてあれば、3つ無いと買えません。

ガーゼと書いてあれば、ガーゼであれば何でも良いと考えてしまいます。

具体的に書かないとダメなので、びっくりします。

お金を使うのも苦手です。

 

音の感覚も不思議で、大きな音(映画館など)は平気でも、テレビCMがうるさくて消音にしてしまいます。

 

他にも沢山のエピソードがあります。

。。。ちょっとこの感じは、発達の段階からかと、思い当たる節がありませんか?

本人も認めています。

おっと~は私の前では良き夫です

喜怒哀楽の中でも、殆ど怒らず、よく笑い冗談がうまく、 私の気持ちを世界で一番わかってくれます。本当に大切にしてくれます。

 

もし仮に、おっと~がすごく変わり者で、扱いにくい人だとしても、私はたった一人のおっと~の大切なパートナーで、親友である事に間違いはありません。だから他の人が不思議に思えるおっと~のこだわりを、私も一緒に受け入れます。

お互いがどうしても必要で、私は世界で一番おっと~を愛しています。だから

おっと~は私を愛して、理解してくれようとするのかも知れません。

 

こんな大切な人が、お互いに世界で一人でもいてくれるから、安心なのだ!

 

それでいいのだ!

 

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