かあさん ちょいちょい がん患者

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

しっかり病気と向き合って生きている人は、スッピンでも美しいんだったら!!!

娘が先日、ちょっと驚いて帰宅しました。

同じ学校に通う下級生のママにお会いしたのだそうです。そのママが「お化粧をしっかりしていて、お母さんに見えない」と驚いています。

 

私もそのママを知っていますが、気さくで明るくて元気いっぱい好印象です。

なにせ超美人で、スタイル抜群です。

 

「似合うから綺麗よ~若い(30代前半かな?)んだから当たり前」

と伝えましたが娘は

「お母さん(私)を見ていたら全然ちがうけぇ、びっくりした」そうです。

 

お化粧をして、お洒落を楽しむことは、実は大変です。

男の人は考えたことがないでしょうねぇ。。

 

綺麗にお化粧をして、ちょっと窮屈な服を着て、ハイヒールを履くのも、爪や髪を伸ばすのも、女は大変なんですよ~~!

 

肌や髪を美しく保つのも、やれ保湿だ、クリームだ、アンチエイジングだ。。。

化粧が崩れないように、お洋服に負けないように、足が痛くならないように。。。

 

私も頑張っていましたよ。そりゃ~!

 

しかし、私はこうしてムリするのをやめました~~~

抗がん剤をしていると、髪が抜ける副作用はよく聞かれます。

私は自分から丸坊主にしましたが、髪だけではなく、眉毛もまつ毛も抜けました。

 

他にも「シミそばかす」が、ビックリするほど増えました。

また爪がボロボロになり、伸びてきても、まるで地層の様な波が出来ました。

肌荒れと同時に、軽い発疹が頬や首に周りにでました。

 

しかし!!それがなんじゃらほぉぉぃ!!

命に関係ないもんね!!

これだけ大きな病気をしたんだから

命より大切なものはないもんね!!

 

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基礎化粧品やら美容サプリなど、世の中には溢れかえってます。

しかし私は、増えた無数の「シミそばかす」と闘う気になりません。

まつ毛も眉毛も薄っぺらなのに、化粧をしてカモフラージュする気になりません。

病院には顔色や表情が分かるように、化粧をしていったことはありません。

 

この3年間TPOをわきまえ、清潔で小奇麗なおばちゃんでいる様に気をつけています。

お洒落をするのは大好きです。

明るい服を好んで着ます。

でも飾らないいつもの私でいられること、それで十分だと思うようになりました。

 

娘にはタイトルの様に

「お母さんは病気と闘って、生きているのが不思議なくらい頑張ったんだから、お化粧なんかしなくったって、誰が見ても美しいんだよ~」と言ってマス。

娘は「ふふん」と返します(笑)

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