かあさん ちょいちょい がん患者

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

癌の告知って。。。

今朝の teshteshtesh3 さんからのコメントありがとうございます。

私の場合、食後のダンピング症状は、下手をすると毎日のように襲ってきますので、本当に困っています。

食道がん胃がん族の皆様!

ぜひ!個別の症状やオリジナルの改善方法をコメントくだされば参考にしてみます。

よろしくお願いいたします。

 

さて、癌の告知場面についてですが、よく映画やドラマなどで、ずいぶんと大げさなシーンに描かれているのを見たことがあります。

他の癌患者さんの場合はどうだったのでしょう?

 

私の場合は「告知」以前の段階で、自分の癌を認識しました。

 

食道の内視鏡検査の後、PET検査(癌細胞にだけ反応する物質を体内に点滴し画像化する検査で、癌の部分が光って映る)を受けた後の、9月連休明けでした。

 

待合室に先生の怒号が響きます。

「歩いていける距離じゃのに、なんでCDが届いてないんなぁ?」

「FAXでもええけえ、流してもろうて!」

 

どうやら連休中の台風の影響で、PETの画像センターからの、大切な荷物の配達が遅れるという様な内容で、その荷物に検査結果のデーターが入ったCDがあるらしいという事が分かります。

 

しばらくして待合室の私の横に、看護婦さんがホストよろしく、しゃがみ込みながら

「かこさん、今日一人でいらしたの?」

「はい????」

「今日は先生から大切なお話があるんだけど、お一人で大丈夫かしら?

旦那さんは?ご家族に連絡される?」

「・・・・・」

 

PET検査の後、朝一の予約、先生の怒号、看護婦さんの会話、大切なお話・・・

「あぁぁぁぁ~、こりゃ、わたしゃ、癌じゃぁぁぁ~~」

 

診察室に呼ばれた私は、FAXでなんのこっちゃわからない、ほぼ真っ黒の画像を見せていただきました。

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目の良い私にはみえました。

パソコンの画面上にある私の診断書(?)報告書(?)カルテ(?)には、「癌」の文字が躍っていました。

 

そこで、お会いするのは二回目の(内視鏡をしてくださった先生)から、重い癌であるのは間違いがないので、急いで隣県の大学病院へ、入院の準備をして受診するように言われました。

会って二度目の患者に、重篤な癌告知をされる先生のお心はいかほどでしょう?

 

この時の記憶は、このくらいからはっきりしていませんが、まだ食道や咽頭、肺の3カ所であるとは聞かされていなかったように思います。

翌日もう一度、届いた検査結果のCDと診断書などを受け取りに病院へ行きました。

 

入院は3日後でした。

 

私はわずか3日間の間に、心配するおっと~に詳細を伝え、受験生の息子の対応や小3の娘の世話を義両親と義兄家族に依頼し、おっと~から私の実家の両親や子供の学校の先生などに連絡をしてもらうようお願いしました。

また、職場の同僚にがん告知を受けて仕事をできなくなることを伝え、9月の行事に参加できない旨を、町内会や子供会のママ友に伝え、隣のご夫婦に留守をお願いしました。

 

忙しく、そして辛かったです。

 

明日は、私の月に一度の健診日です。腸ろうのチューブも交換してきます。

少々痛いんですよ。これが。。。頑張って来ます(笑)

 


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