親が愚痴ぐち言わないと、子供が前向きになり、そのまま成長すると親を励ましてくれる話
「お母さんね~死ぬまでに、もう一回でええけぇ、したいことがあるんよ~」
夕食時の会話にて
常日頃から、テレビのコマーシャルや大食い美女を見るたびに、このくだらない母ちゃんは、ど~でも良い様な事を話題にしてみます。
娘は無表情でテレビをガン見。
おっと~は「またか」というような顔をして、テレビに向けた目玉をちょっとこちらに向けて「なにがぁ~?」と聞いてくれました。
「もう一回でええけぇ、皆とゲラゲラ大声を出して、下品っぽくてもええけぇ、ぎゃははははと、声で笑ってみたいって言ったじゃろ~」
「・・・・・・」
「ギャル曽根ちゃんや、もえあずちゃんみたいに、腹がぐ~ぐ~に減ってる時に、下品でもええけぇ、でっけぇどんぶり持ってご飯をガツガツ、腹がちぎれるほど食べたいわぁ~」
(ちなみに腸ろう者の私は、腹がグーグー鳴る事はあっても、腹が減った感覚=低血糖に結び付くので、よろしくない)
「それから、あっついグデグデの太陽の下で、喉がカラッカラに渇いた時に、ぐぅぅぅ~~っとビールを飲みたいわ~~」
(ちなみに腸ろう者の私は、喉が渇いた=脱水症状に結び付くので、よろしくない。
喉が渇いてからでは遅いのであ~る。
もちろんビールを頂くなど論外であ~る)
そこでおっと~が、殆ど感情のこもらない棒読み声で
「ビールはダメよ~」とか
「食べりゃぁ、ええじゃろうでぇ~」とか
思いっきり、ど~でもいい返事をしてくれていたその時
娘が一言!
「死にゃぁせんわぁ!
そんなぜっちゃあ、出来もせんような事ばぁ思ようるけぇ、いけんのんよ!」
(標準語:死ぬなんてありません!
そんな絶対、出来もしないような事ばかり思っているから、ダメなのよ)
「出来ることばぁ考えんかったら、しょうがないじゃろぅで!
なにカバチばぁたれて!何がしたいんなら?」
(同上:出来ることだけを考えなければ、どうしようもないでしょう!
何をふざけたことばかりおっしゃって!何がしたいのですか?)
お~~~~~Σ(・ω・ノ)ノ!
ごもっともでございまする~~~(*‘∀‘)
私の子供時代は、前向きな環境にあらず
ちょっと愚痴らせていただくと、私の両親は、これでもか!という程、マイナス思考の方々でした。(文字の大きさでご推測願います)
母親からは、父親や姑(私の祖母)の愚痴
父親からは、自慢話と自分の憐れみ
私が病気になると、面会拒否
そして娘が大病を患った、その両親の気の毒な老後というお話 等々
さすが昭和の時代でございます。
子供は親のお気の召すまま~下に~下に~
その二人に育てられた私は
散々マイナス思考を聞かされてきたので
子供にだけは、愚痴を言ってなるものか!
(聞き役は、おっと~)
子供の前で悪口だけは言ってはならぬ!
(聞き役は、おっと~)
人のせいにだけは、しちゃいけん!
(聞き役は、おっと~)
とだけ思っておりました。
そのお陰か、家族一同(実の両親以外)はみんな仲良しで、息子も娘も「人好き」な明るい性格に育っております。
病気になった時も、痛いとか気分が悪い等の言葉は出来るだけ使わず
(介護者は、おっと~)
もう私は駄目だとか、何で私がうわぁぁぁ~~ん(´;ω;`)というような、憐れむような言葉を発した事がありません。
(慰め役は、おっと~)
そのお陰か、母親の病気に対しても非常に前向きで、「もしも」の事態は想定外でございます。
時には弱気になる私を励まし、正当な道へ戻してくれるようになりました。
それで結局、娘から説教!
会話を最初から、出来ることに絞ってやり直しでございます。
「 お母さん、近年中にねぇ、したいことがあるんよ。」
「国技館の砂被り席で、白鵬と稀勢の里か遠藤か、優勝決定戦を応援に行って、白鵬が優勝するのを見る」
「日本シリーズでカープ日本一の瞬間を、地元広島球場で応援して、ちょっとだけビールを飲む」
に変更する事と致しました。
以前は相撲だけだったけど、カープにビールもちょい追加です。
「死にゃあせん」という言葉も、付け加えさせていただきます(笑)
来週は娘の早々なる「宿泊学習」
週末は宿泊用の下着を新調し(ブラ❤)
日曜日には「町内運動会」
わたしゃお弁当作り係ですわ。
ではまた来週 (*^-^*)/
皆様に感謝感謝!
PS/ツイッターの使い方がまだ全然わかっていないのですが、ちょっと試しに参加しています。ちょっとずつ世界が広がる感じです。