かあさん ちょいちょい がん患者

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

PET検査 合格!低血糖のダンピングでのたうち回り、おっと~で安心する

取り急ぎの ご報告

昨日、通算10回目のPET検査が終了しました。血液検査もしてきました。

(PET検査とは、限られた臓器ではありますが、全身の癌検査が出来ます)

 

結果はヽ(^o^)丿

転移も再発もありません!

 

結果に安心して、おっと~は先生に深く頭を下げ、私はそのおっと~を眺めたのでした。いい光景だったww

 

先生は「かこさんがこんなに元気なのは、きっと精神力が違うからでしょうね。とても前向きに、病気を受け入れて進まれている方は、なかなかいらっしゃらないですよ」という様な事を 言って下さったのですよ。うふふふ(*^^)v

 

私はこの「パグ」か「チン」みたいな顔をした先生の為にも、長生きせんといけんなぁ~と思ったのだ。それが先生から頂いた褒め言葉への、私からの恩返しになるのじゃ。

そしておっと~が また深くうなずくのである。いい男じゃ!

 

それにしても一体なぜ?私は再発も転移もしないのだろう?

癌に精神論は証明されとらんじゃろう。何なら、この身体を検体にしても良い!

肺癌は小さかったけど3センチ、食道も下咽頭にも広がった無数の癌が、大小山ほど散らばっていた。それなのに、再発せんのよ。転移もせんの。なぜだろう?

 

5年のメドまであともう一度、PET検査があるけれど、なんか、もう、大丈夫な様な気がしてきた。←こういう性格だから、癌サバイバーになれるのじゃろう。

 

癌友よ!一緒に進もう!!

 

低血糖で転げまわる

以下は胃の手術をされた事のある方への注意事項なので、健康な方には経験のない話でしょう。飛ばしてくださいマセ。

 

普通、健康診断をする前は、ほぼ「絶食」や「絶飲」になるでしょう。飲み物は許されてもお茶かお水だけで、腹いっぱい朝ご飯を食べて来てください!という検査はあるのかな?心臓の検査は、むしろ食べて下さいと言われたな。

PETは「水 お茶」以外は禁止です。

 

それで普通の「胃」の方は、9時までに食事を済ませて下さい、と言われれば、できるだけ腹いっぱい食べてから、もしくは少しでも消化の良いモノを頂いて、時間になれば絶食になりますでしょ。

 

私の場合は3歳児くらいしか食べれないので、腸ろうで栄養剤を、時間まで流し込んで検査に備える訳ですよ。それが早朝の「5時」まででしたのよ。

 

めんどくさくない?

朝5時にわざわざ起きて、腸ろう止めて、管の中を洗浄して、水分の補給に切り替えて、また眠るの。寒いし暗いし、二度寝出来んし・・・

と言う訳で、少しサボって早めに400カロリーだけ入れて「ごちそうさま」をさせました。それが前の晩の夜8時。

 

それから16時間、絶食と少量のお水で過ごしていましたら、検査の途中で「低血糖」に陥りましたのよ。

指先から血を取って測ってみたら75mg/dLという 基準値ギリギリだったらしいのですが、私は胃もないので、猛烈なダンピング症状が同時に起きてしまいました。

猛烈な頭痛と、猛烈な冷や汗と、猛烈な吐き気と、猛烈な寒気と、のぼせたようなめまいでございます。糖尿病の方は大変です!

 

よくテレビで見る様な「ドカン」状の機械の中に入る時、ゲロが出そうで 目が回って、固定された頭が割れそうで、我慢できずに 機械を止めてしまいました。

 

看護師さんも PET技師さんも 神か天使だ!

将来、看護師さんか、医療技師さんや お医者さんになりたい方へ

並大抵の 優しさじゃ 務まらんど!

 

私が非常ボタンを押すと、せっかく途中まで検査をしていたのに、それをわざわざ止めて(私なら「チッ」となるだろう)、ゲロ吐きそうなオバハンの私の傍へ 秒速で駆け寄り、さっとゲロ受け皿を出し、症状を確認し、知らん間に血圧や呼吸を調べ、血糖値を測る・・・

その間もう一人の方が、暖かい温かい手で、ずっと私の背中を撫でて下さり、涙と鼻水を拭いて下さる。メロメロになりそうな「優しい言葉」を掛けて頂く。

 

もう一度言うが、私は彼らと何の面識もない オバハンである。

その人の背中を撫でて、鼻水を拭けるか?

私ならイヤである。

それを嫌な顔ひとつ見せない!仕事を中断させたというのに!!

何皮も剥けておられる!

 

私が落ち着くまで待って、症状を確認し、低血糖だけど食事を摂ったら 検査が出来ないので、あと少し我慢をして検査を続行する様、分かり易く指示して下さる。

 

検査が終了し おっと~に会う

眉間にしわを寄せて、ゲロを我慢しつつ、最悪な検査が終了すると、また看護婦さんがあっという間に抱えて下さり、車いすで救急室へ運ばれる。

そこでまた血圧などを測り、とにかく大急ぎで「飴玉」をなめると、少しづつ頭痛が収まってきた。糖分の補給です。

 

おっと~が泣きそうな顔で近づいてくる。私の書類の入ったケースや荷物を抱えたまま、私に声をかける。荷物をソファーに置けばいいのに・・・と思いながら、おっと~の顔を見ると安心するのである。

 

その時に、私が死にそうになった時を思った。

私の脈が止まりそうな時「もうすぐお相撲場所が始まるよ~」とか「カープがCSに勝っとるよ~」とか言われると、きっと脈が戻って来る。

 

そして、おっと~が私に近寄ってくれると、私はきっと目を開けるまで回復する。そしておっと~の顔を見て、生き返るのである!

 

マンガが出来とらんの

先週は父の法事や検査などでマンガが描けず、パソコンに触る事も出来なかったので、読んで下さる方に申し訳ないです。

アクセス数という棒グラフが 爆発する時があってビックリしています。標準が分からないので比べようがないですけれど、マンガを読んで下さる方がいて、有難いばかりです。

 

今日は取り急ぎ結果報告だけです。

長く失礼いたしました。

本当にありがとうです!

マンガは金曜日くらいにアップしますね。

 

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