かあさん ちょいちょい がん患者 闘病と家族のイラスト日記

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

「あなたへ そして解放」 前回に続き、親子の確執について

たいへん疲れました

人が人の死に向き合うのは、たいへん心労だという事を ご存じだと思います。

私も随分、複雑で気分の優れない「メシのまずい」日々が続きました。一日の殆どのカロリーを腸ろうに頼っています。(こりゃダメじゃなぁ~)

 

オマケに、寒い時期に決まっての腸ろう下痢と風邪ひきさんで、ダラダラとベットとトイレの日々でした。

 

初めての方へ

前回は私と私の両親との長きにわたる確執について、そして父親の死について、正直に私の思いをマンガにしました。

様々な方からメールやコメントが届きました。反響も大きかったように感じます。

下記のブログをご覧になってください。

 

今回のマンガは、前回の続きになっています。シリーズという意味の続きではなく、私の思いを引き続き描きました。8ページあります。

詳細はいつもの様に、下記です。

 

「あなたへ そして解放」 

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「あなた」とは、私を励ましてくださった心優しいみなさんです。

私が前回に頂いた真摯なコメントや、メールや、ブックマークや星印に、どれだけ助けられたか!素晴らしい人間性を感じました。その感謝の気持ちを、素直にマンガで表現しました。

イラストは、ネット上の写真やイメージを参考にしました。しかし私には具体的な状況を思い浮かべながらのイラストです。お顔が似てなくても、私の中のみなさんです。

 

我が家族ですが、徐々に「美的」になっちゃって、娘なんか痩せちゃって、おっと~なんか誰にゃぁ おみゃぁは?

 

事実と比較して

実は、父親はまだ生きております。

誤解を恐れずに記しますが、父は死んだように生きています。

今日まで何度も熱が出ては下がり、口内炎や肺炎に苦しんでいます。時々目は開くそうですが焦点は合わず、ほぼ意識なく寝ています。(薬で眠っているのかも知れない)

太ももからの血管栄養をして、鼻や腕にも何やら分からない管に繋がれて、ただ生きている状態がもう数週間続いています。

重篤になった時は「もって2~3日」と言われていたそうですが、医療のお陰か父親の生命力なのか分りません。命が延びています。

 

横になっている顔は、常に苦痛の顔です。眉間のシワです。

私は今、終末医療の難しさを、目の前で経験しています。

これで良いのだろうか?人はどんな死を望むのか?私の感想でしかないけれど、87歳になり重度アルツハイマー脳梗塞。生かしておくのも辛く感じてしまいます。

 

マンガは皆さんへの感謝を伝えるために表現したものですが、近い将来の姿になりました。後半の会話はフィクションですが、文章は私の思いです。

 

マンガの表現について

マンガで思いを表現するためには、イメージを2次元に絵描く作業があります。私はヘタクソなので、総てが写真や動画の様に事実を並べているのではありません。

またその為に演技をする様な映画や、想像を膨らませて文章を綴る小説とも違います。

私のブログの内容は、ほぼ事実に基づいていますが、絵柄はイメージを膨らませて表現します。

 

実は一枚だけカットしたページがあります。

最後のページの前です。

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白い子どもと大人ですが、人物の形や向きや、影の大きさで「機能不全の家族」と「子どもに対する親の強い影響力」を表現しました。

非常に暗いデザインになり、私の両親のイメージが、非社会的に受け止められ兼ねません。前回にも記しましたが、私は虐待行為やネグレクト等を受けた事はありません。両親の95%は良い人間だと思っています。

私はむしろ、彼らなりの愛情を示されたと思います。

 

ただその愛が余りに偏愛であり、理想と強制と偏差値に基づいた、本来の私ではない私へ向けられたものでした。

 

親から解放されること

父が死にそうだと聞いた時に、私が最も感じた事は、「私は解放されても良いと思う」でした。それは決して「介護」や「世話」や「金銭」などの、物理的な意味ではなく、精神的な「心」です。

 

親を許せるか?

それは許せません。許す必要はないと思います。ただその怒りから「解放された」と考えると、心が楽になりました。

 

親子の関係を切れるか?

切れません。私の子供の祖父母です。これからもDNAは続くでしょうね。でも亡くなった事で、距離を保つことが出来ます。存在でなく、心に留めるだけだと考えると、少し楽になりました。私は実の親を 引き継がない様に 心します。

 

親の死をもっての解放。

酷い虐待をした親でも亡くなる時には、その被害者である方の殆どが、親を受け入れると聞いた事があります。でもそれは、実は「解放された」んじゃないかと感じました。

呪縛からの解放と言うのでしょうか?

悲しい事ですが、私の真実です。

 

ただ今も生きている父に、何か意味があるのではないかと、考えさせられる日々が続いています。マンガの様に、きっと誰も泣かないお葬式になる為の、その準備期間かとも思います。

 

簡単には割り切れない

そうは言っても直ぐに、マンガの様に明るく感じる事はなく、割り切って考えられるには、まだまだ悶々とした感情が渦巻きます。母は健在です。

 

まだ「理由」を知りたいと思う私が居ます。

なぜ私を受け入れてくれなかったのか?それなのに、なぜ私を離さなかったのか?どうして無条件に愛せなかったのか?要求と見返り?聞きたい事は山ほどあります。

しかし追及したところで「これから」はありません。

心が溶けるまでは、時間が必要ですね。

 

 

クリスマスが終って、明るいお正月に向けてのこの時期に、暗い話題ですいません!お読みいただいて心から感謝します。気持ちが上手く言葉に出てきませんが、分かって頂けるように願っています。

 

今年のブログはこれで終わりになるかな?お掃除もおせちも作りませんが、父の死に伴う形式的な時間が必要になってくるかと思います。

何だか最後のブログがこれじゃ寂しいなぁ~

もう少し明るいマンガが描きたいな。

 

皆さまの温かさに感謝します。

ありがとうございました!

では、また来年(@^^)/~~~

良いお年を!!

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