かあさん ちょいちょい がん患者

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

世間で語られる おっぱい神話にも もの申したい! 最初から じゃんじゃか出ぇせんわ!

今週、月曜日の病院で、先生からお褒めの言葉を頂きました!

ちょっと調子に乗ってます。

 

「肺がん」の再発可能性は、少なくなったと考えてよいでしょう(⋈◍>◡<◍)。✧♡

食道がん咽頭がんが4年目に入るので、特に胃がんの転移に注意をしましょう」

との事で、来月内視鏡の予約をしました。

 

なんか 再発しとらんと 根拠はないが 自信があるど!

心配せんでぇなぁ~!

 

おっぱい つっても 男性向けおっぱいじゃないど!

母親との確執の話から、どんどん話題がそれちゃうのが、また私のご愛嬌(*´▽`*)

 

さて、男の人は、おっぱい好きよの!

 

大昔の昔、息子がおっと~と 携帯を共有しとった10年くらい前の話。

どうしても急ぎのメールを打たなくてはならんので、その携帯を借りた。

「きょうの会合で~」と打とうとして

「きょ」と打ったら、履歴に「巨乳」と出てきた。

 

息子よ おまえも 巨乳が好きなんか?

イヤ おっと~が好きなんか?

 

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そりゃ 悪かったのう。巨乳がおらんで!

しかし 母ちゃんだって 妊娠中は 大きくなったど!

 

まぁしかし、現実は あれよの~。

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お腹も大きくなるので、肉割れやら血管浮き出るやら ヘソはなくなるわ

ちょっと 思ってたんと 違うのぉ~

これでは 欲情せんじゃろ~?

どうなんじゃろ~!

 

いざ おっぱい育児を目指してみるが・・・

さて本題!

前回 話題にしてみた母性本能(母性観)ですが、それに付随した話題です。

 

私が育児をした時代には、母乳を じゃんじゃか 出す為には

「赤ちゃんに母乳を飲ませようとする気持ち」が大切で

「なんやらホルモンがしっかり働き」

「赤ちゃんの為に努力を惜しまず」

「一日何度も たっぷり吸わせて」

「マッサージや食事などのケアを怠らない」

などと言われていました。

 

つまり母乳がじゃんじゃか出る人は

「母親の鏡」的な

母親の「根性論」的な

立派な「母性観」的な人が

おっぱい育児を完遂できるというイメージで語られました。

 

「おっぱい神話」です(かこ語)

 

だもんですから

命がけの「気持ち」が 脳から出そうなくらい 気合を入れて 

赤子の息子さんに

 

吸えすえスエ 吸えすえスエ すえすえすえすえ

揉むもむモム 揉むもむモム もめもめもめもめ

出ろでろデロ 出ろでろデロ でろでろでろでろ

 

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育児書に一回20分と書いてあれば 20分かっきり!

タオルで温め、揉みに通い、餅を食う。

授乳の時は目を見て話しかけて と書いてあれば、テレビも消して静寂の中、おっぱいを押し付け 吸え吸え吸え吸え・・・

 

これがまた おっと~も私の母親も 根性論を言い出す

夜泣きが酷かった息子のお陰で、あっという間に睡眠不足に陥ります。

しかし前回記しましたが、おっと~は「おっぱい」がある人が育児をすると、夜泣きの世話を代わってくれません。

 

私の母親は私に「私(母親)が出たからあなたも出る!出ないのは気持ちが足りない」「母乳が出ないから寝ない」と根性論満載で、ガッツリ私を追い詰めました。

 

誰からも正しい助言はなく、助産婦さんに少し聞く程度です。

周囲も自分の母親に聞いてみろ的な発想で、ネットも携帯もない時代ですから、私は暗中模索のなか、おっぱい神話を信じきっていました。

  

今考えたら、私の無理が 息子にも伝わったのでしょう。

可哀そうに、これじゃぁ おっぱい嫌いになりますよね~(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

もしかしたら 唇がヒリヒリしてたんじゃないかしら?

 

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それでも「おっぱい神話」を信じてやまない 周囲に逆らうこと無く おっぱいを続けましたが、ストレスと睡眠不足と食欲不振まで重なり、母乳が出るわきゃありません!

 

お互いの幸せの為に おっぱいを止める

このまま寝なかったら 殺しかねない!

殺すくらいなら、おっぱいをやめる!

前回 イラストも描きましたw

 

この時、例えばパートナーの手助けで、食事の世話くらいはしてくれたり、家事を任せられたら違ったかも知れません。

私も自分の母親に頼るのが「世界最高にイヤで」 ひとり奮闘し過ぎました。

 

4カ月くらいだったかな?

これは息子と私のお互いの為に、おっぱいをやめた方が良い!

これ以上こだわり続けていても 意味がないと気が付きました。

息子 嫌がってますもん。

 

止めると 楽になりました。

おっと~もミルクを 手伝ってくれるようになりました。

 

私の母親は 私の前で、露骨にがっかりした様な、軽蔑した様な顔をしました。

でも義母がそういうそぶりを見せなかったので、それが救いでしたね。

 

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拘束されたものから 解放された感じがしました。

 

教えてくれない 気持ちの持ちよう

今の日本ではまだパパママとも 赤子用のおっぱいについて学ぶ機会が少なすぎます。

 

今の若い方々には理解があるのかも知れませんが、おっぱいは大きくなったからといって、直結して ジャンじゃか 出ません。

母性本能や母性観も、ヒトの生物学的に備わっているのではないと思っています。

 

確かに母乳が出るためには、赤ちゃんに吸わせてケアをし、夜も起きて授乳する方がよいのでしょう。けれど それを信じ過ぎると、いつか無理が生じます。

 

おっぱい育児を完遂することが、良い母親ではありません。

コミュニケーション不足に陥ったり、赤ちゃんが懐いてくれないなんて事はありません。愛情が足りないなんてこともありません。

 

もちろん母乳の素晴らしさは、否定はしません。

ですから もしママがおっぱい育児を望むなら、ママがおっぱいケアに喜びをもって取り組めるように、パパがお手伝いをしてあげて下さい。

 

おっぱい育児を目指すママは、何がなんでもと執着せずに、ダメならミルクがあるわとのんびり取り組んで良いと思います。

 

いまだに努力、根性説はありましょう。

夜の授乳に効果があるとも聞きます。

でも大切なのは「ゆとり」と思います。

 

ちなみに 私の二人目 娘さん

上記の通り、出なけりゃ出ないで良いわ~

ミルクも優秀よ~

無理するより 寝ましょうね~

家族のご飯なんて、総菜や冷凍素材を利用しちゃおう~

と「母性観」だの「おっぱい育児」を捨てまくっておりましたら 出ましたよ!

 

なんと 娘は4年間 おっぱいを吸い続けました!

 

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結果は イラスト通りです。

まぁ おっぱいは大変な事になりましたけどw

 

 

今回の話題は 若いママ向けでしたね。

興味のない方にも、経験談として読んでいただけたらと思いました。

いつもありがとうございます!

感謝感謝m(__)m

 

週末が連休なので、そのごろまた更新しましょう。

ではまた(@^^)/~~~

 

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