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イラスト日記 『かあさんは、元気で、癌で、障がい者』

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

出来る子がより出来るようにする教育 VS 出来ない子も出来る子も敬う教育

娘とのエピソード 日々のこと

娘の話題が続いて申訳ない m(__)m

最近はやること考える事、中学校という新しい環境に対応する為のお手伝いですから、病人とは思えぬスケジュールをこなしております。

合間をぬっての腸ろうが大変です。

 

今しばらくお付き合いくださいマセ(o^―^o)

 

「出来る子」披露のパフォーマンス

中学校の入学説明会などでよく披露されるのが、学校教育の成果です。

例えば1年生が英語の歌詞を歌ったり(カーペンターズでした)、英語で流ちょうなスピーチを披露してくれました。

しかし小学校6年生がその内容を理解出来るのでしょうか?

我が娘など、お口半開きで「ポッカ~ン」です。

 

ハッキリ言わせて頂きましたら、そりゃ、保護者に対するパフォーマンスです。

 

「うちの学校は、こんなに教育熱心なんですよ~」的な。

「初めて英語を習ったお子様を、ここまで成長させましたよ~」的な。

 

それはそれで素晴らしかったですけれど、まるで「全員がすっごい成果でございます」という様な演出はいかがでしょうかと、疑問符を頭に付けて帰宅しました。

 

皆が出来て当たり前じゃなかろうが!っと。

 

プレゼンテーションの場において

もし学校別で「プレゼンテーション」の場があったとします。

 

A学校は、要領よく物事を進めてまとめる力のあるリーダー数人が選ばれ、そのリーダーグループが中心となってコンセプトや戦略方法を考えます。

リーダーグループ以外の子供は、リーダー達の意見に従います。

発表もリーダー達で行います。

 

B学校は、全員で話し合いながら進めます。

適当にグループを作り、グループ内で意見を出し合いながら進行します。

グループの意見をまとめると、今度は全体で一つのプレゼンになる様に調節します。

発表は各グループに分かれて、全員で行います。

 

C学校は、プレゼンに必要な分野でチームを作ります。

コンセプトチーム、音楽チーム、パソコンデータチーム、舞台芸術チームなどです。

チーム分けは、自分の得意分野や、出来るかもしれないといった可能性を期待して分かれます。最終的な調節や発表は、チームから優秀者を選出してゆだねます。

 

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簡単言えば

Aは「塾型」

結果重視で、出来る子をより出来る様にする教育です。

出来る子とその他のお子さんを、別々のクラスにしても良いでしょう。

高い目標を掲げ、リーダーの地位を競い合う事があろうと思います。

 

Bは「小学校型」

音楽発表会や運動会などに反映される通り、全員参加が義務です。多少の得意不得意は考慮されていますが、基本的には全員の意見が反映されます。

まとまると良い結果になりますが、ばらばらだと全員でこけます。

 

Cは「専門型」

それぞれの得意分野に分かれて、興味のある事を伸ばします。

個人レベルで伸びていく事も出来ますが、自分の選択した分野以外まで十分に学べるかどうかは分かりません。実力に応じて差が出てくる可能性もあります。

 

それぞれの長所短所を把握して、選択出来れば良い

その他にも高校型とか大学型とか、考えられる様々な教育があるでしょう。

私が病気になる前に、専門学校の非常勤講師をしていたことと、夏休みなどで放課後児童クラブの先生をしていたので、上記の様な3パターンにしてみました。

 

もしお勉強が好きで(好きなお子さんは本当にいる!)向学心のあるお子さんにとっては、塾型が理想なのでしょうか?

偏差値重視の学校へ進学を望むなら、このタイプが良いのかも知れませんが、人間関係の希薄性には疑問が残ります。

 

娘のような どべっちょちゃん には小学校型が良いのかもしれません。

でも性格が控えめなお子さんにとっては意見が反映されにくく、強いお子さんに押され気味のストレスが付きまといます。

またどの程度のレベルで進行するか、上を見るのか、下に合わせるのか、まとめる基準が明確でない難しさがあります。

 

スポーツや音楽などの専門分野を伸ばしたい方は、専門型の様に自分の得意分野を徹底的に学べば良いのでしょう。

ただ実力が充分に発揮できる保証はありません。

途中で気が変わることもあり得ます。

多くは挫折も経験します。

 

結局なにが言いたいかというと・・・

学校の教育方針や校長、もっと言えば担任の先生によっても、上記の様な違いが反映されるでしょう。それぞれに長所も欠点もあります。

出来る事ならお子さんに応じて、中学校から選択しても良いと思います。

 

しかし大切な事は

リーダーグループ以外の、その他のお子さん

意見がぐいぐい言える以外の、控えめでおとなしいお子さん

努力してもどうしても限界があった、挫折を経験したお子さん

能力や向上心と意欲に恵まれる以外の、得意な分野を見つけられないお子さん

叱咤激励でやる気満々以外の、打たれ弱いお子さん

レギュラー選手以外の補欠のお子さん

などなど・・・

 

そういうお子さん達に対して

しっかり心配りが出来る「人格形成」を学ばせてくれる学校じゃなきゃダメだ!

という事です。

 

ハツラツと発表するお子さんを見たり、素晴らしいチームプレーを応援したり、トップレベルの成果を見せて頂くことは、それはそれは感心します。

 

しかし、それだけじゃダメなんです。

 

花形選手は、補欠の選手と共に闘う気持ちを

リーダーは、グループの仲間に感謝の気持ちを

能力のある子は、努力をする子を敬う気持ちを

声の小さい子には、静かに耳を傾ける姿勢を

 

そういう、社会に出ても大切で重要な人間性を、しっかりと教えてくれる学校じゃなきゃダメなのです。

そうでなくては子供達が大人になって、障がい者や社会的弱者を責め立てる、自己中心的な社会になってしまいます。

 

 なんだか優秀なお子さんの発表を見て

 

出来る子ばかりじゃないじゃろぉ~

発表に出てないお子さんはどこにおる?

友達を大切にして楽しく学校へ来とる?

おばちゃんは、君たちの話を

聞きたいわぁ~!

 

と考える私が偏屈でしょうかねぇ?

まぁ、偏屈でもいいや(笑)

 

長くなってスイマセン。

いつも読んで下さる方に感謝です。

 

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