癌患者。明日はPETと血液検査に行ってきます。
ブログ先輩もんどさんから「癌は妄想との闘い」とコメント頂いたことがあります。
闘病中の方、思い当たりませすよね?
再発や転移の心配
病気は何でも大変ですけれど、癌は再発や転移が認められる病気です。
比較的症状の軽い病状でも、年齢や性別、どの器官が癌であるか、また治療方法や術後の処置方法などで明暗が分かれる事もあります。
逆に奇跡の様な回復ストーリーも、医学の進歩であるかもしれません。
(必ずホンマか?と疑って下さい。そういう商法が溢れています)
癌だけでなく、遺伝的な体質で日常生活に気を遣わざる負えない方々や、精神的な疾患で不安を抱える方々も同じと思います。
日々普通の生活の中でも、本人はもとより家族の心配は途切れません。
私の様に三カ所の癌となると、再発率の計算もややこしく、いつか どっかに 再発か転移すんじゃねーの?と安心が出来ません。
おっと~の妄想と神頼み
このブログを始める前、去年の8月にPETをしました。
基本的に半年に一度、もう何度目でしょう。
去年の結果は良好で、血液検査も栄養不足(アルプミンが3.5と低すぎる)が気になりますが、数値はほぼ横ばいでした。
そして今年最初のPETと血液検査が明日でございます。
ご存知のように、私をほめちぎるおっと~が、この数日間は過保護です。
もう何かにつけて、おっと~独特の妄想が炸裂しています。
ちょっとお腹をなでると「痛い??」
背中をもむと「悪いもんじゃない??」
指の骨が鳴ると「いつから?指だけ?」
気圧で呼吸が苦しいと言おうもんなら
「喘息は?熱は?肺炎じゃない?痰は綺麗?」
※痰がキレイと言う会話は、地球上にないと思っていましたけれど、透明で綺麗な痰は肺の状態が何よりの安心という証拠です。
エグい話で申し訳ないのですが、永久気管孔の形成によって、その傷が癒えるまでの半年以上、痰は血まみれで、その血が凝固して気道をふさぐことが無いように、ネプライザーと言う器具を使い痰を出やすくします。無理にはがすと気管を傷つけます。
他にもゲンタシン軟膏という抗生物質軟膏薬を塗り、塊をワセリンでふやかすなど、相当の苦労を経験いたしマシタ。
私は私の体調ですから、いつもと違う数日が続くと気が付きます。
でも分からないおっと~は「私のしぐさや表情」が違うと、気になって、気になって、神頼みワールドです。
そうしてお決まりの、棚の神様(誰??)に
ぱぁぁぁん!ぱぁぁぁん!
と手を叩き
なんじゃら ほんじゃら ぱぁん ぱん!
私も一緒に ぱぁん ぱん!
ホンマに 利くんか? ぱぁん ぱん!
では、明日頑張って来ますので、ご報告は後日にて。
ついでに大学病院と同じ大学に通っている息子クン。
近いので会ってこれるかな~