かあさん ちょいちょい がん患者

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

母親の癌と娘の学力の目標設定は?!自己肯定感を育むのが親の務めと思いました

しばらく娘の学力の話にお付き合いくださった皆様に、心から感謝します。

今回のブログで、親の私が実際に娘の実力や評価を文章にしてみることで、過去の混乱を整理できたうえ、客観的に親の役割を考える有効的な手段となりました。

また同じような内容のブログがあろうと思いますが、どうかご了承下さいマセ!

本当に感謝を申し上げますです!!

 

という訳で6年生 母親にもちょっと余裕ができる

少し前に小学校5年生の時の担任の先生が、私の癌と娘がしっかりと向き合っていけるようにと、授業で話題にして下さったり、放送係にして下さった話を記しました。

kozikokozirou.hatenablog.com

その時に娘が感じた自信と満足感の様なものが、どうやら娘の勉強へ向かう意欲に結びついたのか、5年生の終わりごろには、何だかんだ言っても、ようやく学校の成績は「良い」が増えつつありました。先生のお陰です。

 しかし塾では相変わらずのどべっちょ

 

そこで6年生では、私の闘病を身近に見ていた娘に、私自身を見本として勉強に向き合わせることにしました。

 

癌との闘病でも、勉強でも、大切なのは目標を現実的にすること!そして自己肯定感だと思う

癌患者になった私は、当初は手術や抗がん剤を頑張れば「健康に戻る」という漠然とした希望を抱きました。

しかし術後、我に返ると「元の健康」だなんて無理難題で、生きる基本の呼吸や食事すらまともに出来ません。

抗がん剤をすれば。。」「サプリを飲んだら。。」と条件付きにもうんざりです。

 

これでは目標も何も、病気に立ち向かう気力さえ失いそうでした。

自分を責めたり自己嫌悪で落ち込んだり、マイナスイメージは回復への道を閉ざしてしまいます。

 

これは娘の勉強にも当てはまります。

漠然と勉強はするものだと言われても、目標や意味すら分かりません。

おまけに「もっと〇〇したら」とか「▲▲すれば」と要求ばかりでは、現実と希望を照らし合わせて、自分自身を肯定的に考えられなくなってしまいます。

 

自己肯定感の抱けない子供は、ともすれば自己嫌悪に陥りやすく、自信喪失や精神的な立ち直りが難しくなると聞きます。

親が子供に与えてあげられるのは、子供をそのまま受け入れる肯定感です。(自己中心的な自己顕示ではない)その前提があってからこその叱咤激励です。

 

娘が自己肯定感を抱ける様に十分に考慮し、私と娘の現実目標を掲げてみました。

 

私「これ以上痩せない(意地でも太るではない)」

娘「これ以上成績を下げない(上げるではない)」

 

私「抗がん剤やお薬など決まりごとはキチッとこなす」

娘「宿題や予習復習など決まりごとはキチッとこなす」

 

私「少しずつで良いから、腸ろう使用が少なくなるように、食事を工夫する」

娘「少しづつで良いから、順位が上がるように、勉強方法を工夫する」

 

私「まずは3年、生き抜く」

娘「まずは平均点が取れるくらい頑張る」

 

そうして現在

私はあと20日で術後三年目!!!

娘は先日のテストで、平均点まであと1点!!!

順位は14人中8番!まずます!

 

二人とも決して高い目標ではないけれど、あと少しで達成です。

どうだ~!やったでしょ~~(*´ω`)

 

後は思春期なり反抗期なり、何かあったら頼ってくれたらいいと思いながら、穏やかに見守り続け。。。られるかなぁ(笑)

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おしまい!!

(イラストの木は頂き物 親は木に立って見る?!)

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