かあさん ちょいちょい がん患者 闘病と家族のイラスト日記

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

声を失う手術か?放射線治療か?

おっと~が腰を抜かした「告知」から少しの間をおいて、抗がん剤の効果がありだしたころ、私とおっと~は新たな選択肢を迫られました。

 

※これから記すことは、私の病状や年齢など個人に限ったことで、全ての食道がん咽頭がん、肺がんの方に当てはまるわけではありません。

 

極めて簡単に説明します。 

・肺がんの生体検査結果により、癌が転移ではなく遺伝子型の全く違う、別の癌だったこと。肺がんはステージ2程度(T2a)

 

・検査結果によると、食道がん咽頭まで広がる病状ですからT3~T4ですが、食道全摘出と周辺リンパ節(幸いN0 MO状態)の郭清(取り除くこと)により、他臓器への転移は防ぐことが出来る。。。(のではないか?  確証はありません)

 

・上記を踏まえ、下咽頭がんはまだ初期症状(T1)であることから、放射線抗がん剤での治療を進めたらどうか?

 

つまり食道を摘出した後の「胃再建手術」「リンパ郭清」までは変わりませんが、声帯や下咽頭の摘出は行わず、残した下咽頭と胃をつなげた後、放射線による治療で咽頭がんを退治する方法です。

この場合、声を失うことはありません。

 

しかし問題が山積み。。。

同時に肺の右下葉を切除する私には、とても厳しい副作用や後遺症が残ります。

その代表が「誤飲や嚥下障害」で、いったん肺に入った異物を取り除くことが難しいこと、肺炎にかかると命が保証できないことなどです。

 

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もちろん、確実に咽頭がんの進行が止められる確証はありません。

その上に、かなりの広範囲を放射線で治療するダメージも大きいそうです。

つないだ胃と下咽頭が癒着などの問題を起こすこともあるそうです。

 

考えに、考えあぐねた私達の出した結論は、

「声の為に闘えない、闘わなくてよい」

ということでした。

 

家族との生活に戻り、声は残ったとしても、常に命の危険が伴う誤飲や肺炎と闘わなくてはいけない。そんな毎日は本望ではありません。

 

そこまでのリスクを負う必要があるのか?

がんが確実に転移再発しない保証はないのに、更に治療を続けるメリットは?

それが声の為ならば、私は声を捨てても構わない!

声を失ったとしても、少しでもリスクを減らせる永久気管孔で、誤飲による肺炎の危険を避けよう。。。

 

当時、中村勘三郎さんが食道がんから肺炎で亡くなっておられます。

 

私は意気地なしだったのですよ。生き抜くという様なカッコ良い話じゃないです。

もう痛い思いや不安をなくし、少しでも安心した生活がしたかったのですね。

肺炎は怖かったし、子供を残して死ねない!死んでたまるか!

 

今でも、この選択が間違っていなかったのかどうかは、わかりません。

永久気管孔や腸ろうも大きな後遺症です。

しかし、少なくとも誤飲は一生ありません。(笑)


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