私はおっと~を愛してやまぬ
51歳にもなりやがって、のろけもクソもなかろぅがぁ~と
私の地方では呆れられます。
しかしながら、日々おっと~に支えられ、病気や障がいを受け止めて、私を認めてくれた暖かい心に、感謝と愛を持って生活しています。
有名な映画タイタニックのポーズをするが、いつも私の痩せを心配するおっと~
結婚23年かな。。。
決して、けっして、愛に溢れるばかりの年月ではございませぬ!
何せおっと~はアーチストです。
(世のアーチストの方、一緒くたにしてスイマセン)
究極のマイペースと、自らの価値観を貫く性分は、芸術に向かって成功!
家庭においては、少なからず苦労がありました。
有職主婦でしたから、家事と育児と仕事とてんてこ舞いの時期に、今考えると病巣が出来あがっていったのではないかと思い当たります。
はっきり申し上げますが、おっと~は非協力夫でした。
私に彼の愛情が響かない時期がありました。
日々の余裕のなさに、心より労働力を期待しては喧嘩になることも多かったです。
しかしそれが彼の不器用だったのでしょうか?
彼なりに精一杯愛情を持ってくれていたんでしょう。
病気を宣告されたとき、私は自分でも驚くくらい、冷静に聞きました。
まるで他人事のように感じられることもありました。
しかし、おっと~は、みるみる顔色が変わり、椅子に座っていながら腰が抜けたように見えました。
先生の手を握って「助けてやってください」と泣きながら頭を下げました。
それから3年間、おっと~と私には不思議な絆が出来ました。
私はいつもおっと~の為にできることを考えます。
元気で、ご機嫌で、ニコニコできる私でいる事。
おっと~はいつも私の為にできることを考えます。
家事も育児も努力を惜しみません。
いつも私を慰め、心を撫でてくれます。
何よりも私を優先してくれます。
忘れられないおっと~の名言
「ここにいて、笑っていてくれたら、それで十分」
病気になって、ふたりとも、心をじゃぶじゃぶ洗ったとおっと~は言います。
お陰様で、娘が嫉妬して時々おっと~に文句ダラダラです。
「いっつもお母さんにばっかり優しいんじゃけぇ、ひいきじゃ!
お母さんは私のお母さんなんじゃけぇな!」
方言がお分かりになるでしょうか。。。