かあさん ちょいちょい がん患者 闘病と家族のイラスト日記

食道がんと咽頭がんと肺がんのお母さんと、家族と育児の闘病生活をイラスト日記にしました

「最後の言葉」 という実話をマンガにしてみた

マンガ第8弾になっちゃった

最近は日々にあまり変化がなく、父は相変わらず一日900カロリーの栄養補給で生きています。娘はビックら期末試験の結果を持って帰って、自他ともに落ち込みます。おっと~は年末だというのに、飲み会ひとつ入っていませんw

 

私は毎日、腸ろうと愛情で生かされ、チビチビ考えながら漫画を描いています。

 

※初めての方へ

プロフィールにもあるのですが、マンガを描き始めてから「はてなブログ」じゃない方の訪問もあるようです。

 

私は4年前に「下咽頭がん」「肺がん」「食道がん」が一度に見つかり、抗がん剤と20時間の手術を乗り越えました。

その時に、がんの進行を考慮して、「食道」と「声帯」の摘出手術を受けました。

ですから、私は一生 声が出せません。

 

正確な名称は「喉頭摘出による音声機能そう失」と言います。

有名な方は「つんく♂さん」ですが、正確には彼は「喉頭がん(喉)」私は「咽頭がん(食物の通り道)」です。

 

それを踏まえて頂いて、今回のマンガを読んでください。

ちょっと いつもとテーマが違います。

過激な言葉がありますので、ご注意くださいね。全部で11ページあります。

詳細はマンガの後に記します。

 

「最後の言葉」

f:id:kozikokozirou:20171209130232j:plain

f:id:kozikokozirou:20171209130249j:plain

f:id:kozikokozirou:20171209130310j:plain

f:id:kozikokozirou:20171209130339j:plain

f:id:kozikokozirou:20171209130402j:plain

f:id:kozikokozirou:20171209130427j:plain

f:id:kozikokozirou:20171209130454j:plain

f:id:kozikokozirou:20171209130514j:plain

f:id:kozikokozirou:20171209130533j:plain

f:id:kozikokozirou:20171209130602j:plain

f:id:kozikokozirou:20171209130619j:plain

 

事実と比較して

今回の私のエピソードは、息子のイケメン顔以外(笑)、事実です。

最後の言葉と言っても、私は生きていますので、「肉声による最後の会話」です。

 

少し前になりますが、早朝に大きな火事がありました。ヘリコプターが数基飛んでいました。ヘリコプターは意外と大きな音がします。

それを登校中の小学生の列が聞いていて、数人の男の子たちが耳を押さえながら

「うるせ~!落ちろ~!死んじまえ~!」と騒いでいました。

 

あ~なるほど

この会話が、きっとこの子の環境では、日常的に聞かれる言葉なんだ と感じました。なかなか小学生が、思い付きで「死ね」とは言いません。我が娘から聞いたことはありません。ゲームでも最近は聞かれませんよね。

 

また最近よく話題になる「キレる老人」です。

テレビで、年配の男性が駅員さんに「道案内をしろ」とキレている状況が放送されました。口だけでなく、手もあげたような記憶があります。

 

あ~この方

自分がいつか死ぬ とは思っていないわ。

自分に声が出なくなる日が来るなんて 思った事もないわ と感じました。

 

極端な考えかも知れませんが、もしマンガの様に、これが人生最後の会話や記録だと分かっていたら、これでもう死ぬとか喋れなくなると思ったら、人はキレたり暴言を口にするでしょうか?

 

日常的に暴言や人に毒を吐く人は、きっと「死」や「最後」なんて、本気で意識したこともないのだろうと感じて表現したマンガです。

テーマを「高校生くらいのいじめ」に絞りましたが、本来はすべての方々に通じる内容だと思います。

 

いつも最後なんて意識することはない

わざわざ私が 説教じみた事を言うつもりはありませぬw

人間の最後なんて、いつ訪れるのか分かりませんから、日々の積み重ねです。その積み重ねで人間の最後が決まる様な気がします。

 

小林麻央さんの最後のブログの言葉が「笑顔になれることがありますように」でした。旦那様への最後の言葉は「愛している」だったと伺いました。

彼女の日常が伝わります。

 

私は恵まれていて、「今日から喋れなくなる日」がハッキリしていました。だから言葉を選ぶことが出来ました。記憶にも残りました。

事故や事件で突然命を落とされたり、大切な人を失った方々のお気持ちを考えます。

 

徳のある日常を 積み重ねていきたいと思っています。

 

イラストについて

私はご存じ、腸ろうに15時間かかりますので、ほぼ引きこもりの毎日です。

取材も何も出来ませんので、イラストの参考はネットの画像です。

 

そうして気が付いたのですが、マンガを描くのに「マンガを参考にする」と、そのプロの方の絵に似てしまいます。

特に今回は初めて「イケメン高校生」らしい登場人物を描きました。

 

マンガの主人公の男の子って、みんな邪魔くさい前髪がサラサラで、細くて、汗もかかないようなクールな坊ちゃんなのねw ケツが痒くなる!

 

まだ8作目の私は「ちょっとキツイ目の、反抗期らしい少年」や「怪物」や「ビックリ仰天の少年」を描こうとすると、オリジナルが難しく感じました。

娘が見て「ドラゴンボール」に似ていると言いましたが、そうなのかな?

怪物は「モンスターズインク」の目玉だらけのモンスターを参考にしました。

 

少しづつ 自分のオリジナル表現が身に付くのでしょうね。

少年漫画っぽいのも描いてみたいなぁ~w

 

 

今回もお読みいただいてありがとうございます。

来週は都会に嫁に行った高校の友達が帰省するので、お見舞いに来てくれます。

ですから次回は、12月18日くらいに更新したいなぁ~。

18日は娘の誕生日です。13歳です。

プレゼントは大きな「人間をダメにするクッション」だそうです。

病気や障がいを受け入れる難しさを 臓器移植希望の患者さんと私の経験を通して マンガにしてみた

もう語らない!

早や3週間にわたり、私のブログの話題は大相撲です。

最も恐れていた事が実際に起きてしまって、賛否両論、擁護する方から非常に辛辣なご意見まで、まだ推測の域を出ない事も過多あります。

 

もう語らない!

どうにもならない!

私は泣いた!

f:id:kozikokozirou:20171202134606j:plain

↑ Twitterでアップした画像です。

永久気管孔の私は、鼻水がすすれないのでこの有様です。情けないのぉ‥‥

 

マンガ第7弾

マンガをブログで発表して、沢山の方からコメントを頂いております。

本当にありがとうございます。

読んで下さる方の殆どは、きっと病気を受け入れる苦しさや、障がい 副作用などの治療を生活の一部に取り入れる難しさ等を 実感しておられると思います。

 

今回は以前に紹介した「Eさんのお隣に入院されていたFさん」のお話です。Eさんと同様に臓器移植を希望されて、その為の検査で入院されていました。

 

臓器移植の話題は、これで終了しようと思います。とても悲しいお話ですので、読んで頂く時のお気持ちを落とさない様に、お願いいたします。

10Pあります。

 

Fさん

f:id:kozikokozirou:20171202140034j:plain

f:id:kozikokozirou:20171202140046j:plain

f:id:kozikokozirou:20171202140107j:plain

f:id:kozikokozirou:20171202140133j:plain

f:id:kozikokozirou:20171202140155j:plain

f:id:kozikokozirou:20171202140220j:plain

f:id:kozikokozirou:20171202152734j:plain

f:id:kozikokozirou:20171202140420j:plain

f:id:kozikokozirou:20171202140442j:plain

f:id:kozikokozirou:20171202141108j:plain

 

今回のイラストは余りデフォルメしないで、人物のフォルムをそのままに近い状態で描いてみました。そうすると人物の描き分けが難しく、プロの漫画家の方がスケッチを繰り返して、登場人物の動きや表情を把握する意味が分かりました。

 

印象的な美しい女性は、移植を待たれている患者さんと、運命を受け入れると言った彼女の心の強さを象徴的に描きました。固く握られた両手をイメージしました。

 

数字のページのイラストのモデルは娘です。その他にも無料のイラスト等を加工して使用しています。

まだヘタクソですが7作目だからと、大目に見てやってくださいマセw

 

事実と比較して

Fさんと娘さんは九州から来られた方ですから、方言で話されていると何を話しているのか私でも分かりません。マンガでは標準語表現にしています。

 

同じ臓器移植を希望される方でも、Eさんと比べるとまだ自立行動をされていました。

彼女の病気は、私には全く覚えられないような病名で、入院日記にもその病名は記されていませんでした。ただとても珍しい難病で、その研究を進められている教授陣を紹介されての入院とお伺いしました。

 

私が抗がん剤の時には、娘さんと二人で励まして下さる様な、優しい方でした。

 

娘さんが涙を流されている時に、私は慰めている様なシーンを描きましたが、本当はこの馬鹿なおばさん(私)は「私も多重癌で障害が残るのよ」などと自分の話をしてみたり、根拠のない大丈夫説をクドクドと、今でも恥ずかしくなります。

 

20代のお若い娘さんを、どのように慰めて良いか分からず、べらべらと饒舌に喋るだけ喋って、それで娘さんの涙が渇きました。

わたしゃ、バカです!

今でも恥ずかしくなります。

 

マンガでは割愛しましたが、移植困難を告げられる時に、担当の先生が「残念です」とおっしゃったと聞きました。それが娘さんには「余命宣告」の様に感じられたと言います。病名がハッキリしないので、娘さんの感想が正確かどうかわかりませんが、家族の苦しみを思い知ります。

  

この出来事からもう4年以上が経過しています。

その後の お二人の運命を考えます。

 

臓器移植の登録について

3回にわたって臓器移植の患者さんとのコミュニケーションを描きましたが、私はがん患者ゆえ、臓器移植の提供が殆ど出来ません。

私の肺や腎臓は もはや使い物にならず、強いてあげれば先日 検査結果の良かった心臓ですが、これは必ず「脳死」を人の死と認めたうえでの提供が前提です。

 

実はその脳死の話を、我が家族間では出来ないでいます。

その理由は この4年間以上、私の死が家族の身近にあり過ぎて、「死を前提にする話」が出来なくなってしまいました。

おっと~は半分怒った様になり、娘はまだ涙が出ます。彼女は「私が喋っている時の映像(運動会などの動画)なども、見る事が出来ません。

懐かしいとか この頃は元気だった‥という様な思い出の域にまで達していません。

親の病気の 子供への強い影響力を考えます。

 

特に心臓が停止した場合の死と、脳死では状況が異なる事は容易に想像できますから、私の臓器提供については、まだ未定です。

 

もしかしたら臓器移植の話は、健康な時にだけ、ご家族間で話し合える内容かも知れないと思います。どうぞ皆様も、ご家族で話し合える機会がある様に、願っています。

 

長くなりました。

最近の私は病院の定期健診も安定し、父親は一日900カロリーの栄養補給で生かされています。忙しく感じますが、それも師走だからでしょうか?

 

それではまた来週‥‥更新出来るかな?

(@^^)/~~~